・進行形の際に進行相という表現を使っていたらここも「完了相」でいきたい
・中学高校では完了形と呼ばれることが多い
・中学では現在完了しか出てこない
・過去時制・進行相・受動態・法助動詞・準動詞などとの組み合わせも出てこない
・完了相を理解しやすくするために解説の際に過去完了や不定詞との組み合わせなどを紹介してもいいかもしれない
・演習問題などには混ぜなくてもよい
・完了は相であって時制ではないので、現在完了は現在形の範疇であることは強調しておいたほうがいい
・現在の内容を語るのに過去の事実などに触れるイメージ
・それにより後の過去完了なども理解しやすくなる
・agoなどと共存できないことも明確になる
・いわゆる経験用法は日本語でも「『した』ことが『ある』」などと表現するのでそのあたりのことが分かりやすい
・用法によってはそのあたりが分かりづらく字面では過去形と区別がつかないので注意を要する
・ただし、過去形が現在との関連を含意することも無いわけではない模様
・いずれにせよ日本語の表現では重視されづらいものなので日本語ネイティブの我々にとって感覚的に把握するのは難しい。例文を多めに用意して一つ一つ理屈を押さえて頭で理解させるようにしたい