・教科書や問題集にもよるが、このへんで入ってくることが多い
・ほとんどが等差数列なので、公式的に教えてしまえば第三項辺りまで実際に求めれば答えを出すの自体はたやすい
・しかしそれではあまり得るものがない
・「同じ形などのパターン」と「足したり引いたりしなければならない分」などを把握して式を書いていけるようにしたい
・いずれにせよ、ルールとパターンを把握するというのは大切なことなので第4項くらいまでは実際に図を描くなどして求める練習もさせておきたい
・これはしつこく言わないとやらない生徒が多いのでしつこく言おう
・ときどき、第五項くらいまで書いて「4の倍数の列より1大きい」というようなことに気づいてしまう子もいるが、それならそれで構わないだろう
・ただ、その場合も4nが何を表していて+1がどこから出てきたか、を考えてもらったほうがよい
・等差数列だけでなくn²やn³のものもある
・「そういうものがあり得る」と一度経験しないとなかなか気づけない子も結構いるので一度は扱っておきたい
・等比数列はめったにない
・文字式で表したあとは「12番目の面積は」や「マッチ棒の合計が73本になるのは何番目か」のような問題が定番
・課程上は代入や方程式を習ってからになるが、敢えてそれらを習う前にここでやっておくのもよい
・むしろ代入や方程式の導入にしてもよい