・負の数が注目されがちだが正の数と0もきちんと扱っておく必要あり
・特に生徒の認識は正と負に2分されがちなので0はしつこくクローズアップ。「正と負とゼロ」を連呼
・正:「0より大きい数」「正の方向にどれだけ(動く、変化する、大きい)か(数直線など)」「方向などのないただの大きさ」など
・負:「0より小さい数」「正の方向と逆向きにどれだけか」など
・摂氏温度などを例にとってこれらが実質同じことであるという説明をしてもよい
・絶対値のこともあるので正と負を対称に扱いすぎないほうがよいかも。例えば長さや質量には正の数しかない
・「数直線上」の「上」を「上部の空間」と勘違いして話が通じない生徒がたまにいるので注意
・倍数や偶数奇数について、0や負の場合も含めた整数全体に拡張しておく(0や-6は偶数である)
・数直線の向きは右が正だけでなく上向きや斜めなどいろいろ見せておきたい。自分で自由に設定できるのだということを伝えたい
・右向きが正というイメージが強固だと物理などで符号のミスが出やすくなる
・それに伴って→や+などを必ず書くよう徹底したい。座標平面登場後はxやyも同様