be動詞
・人称
・be動詞を身につける上で人称の理解は欠かせない
・この時点では、「Iならam、youならare」というのが悪いわけではない
・が、もっと難しいものが出てきたときのために「一人称複数だからare、三人称単数だからis」というような考え方を少しでもさせておきたい
・考え方というのは一種の習慣なので、いきなりは無理でも繰り返し触れさせることで少しずつそこに近づいていくことが期待できる
・人称と単数複数自体はそんなに難しくないので、きちんと教えて少し練習させれば大抵の子は身につけられる
・後の代名詞のこともあるのでここできちんと身につけさせておきたい
・参考資料(クリックで拡大)
・用語は使ったり聞いたりしないとすぐ抜け落ちてしまうので、指導者サイドも「二人称複数」のような言葉を頻繁に使っていきたい
・人称のみ、あるいは英語に限らず、授業で用語に馴染ませるかどうかは用語の定着において大きな違いになる
・be動詞
・be動詞自体は基本的に主語と主格補語を繋ぐ働きのみで意味をほとんど持たない
・言語によっては該当する語すらない
・「彼女は美しい」のような『be動詞が日本語の字面に反映されない文』は単語ごとの日本語訳を繋ぎ合わせて日本文を作る習慣をつけさせないためには良い題材かもしれない
・初学者にとっては逐語訳の方が楽なのでbeを「です」に対応させて「彼女は美しいです」と教える手もあるが、敢えて「です」を外すのもアリかも知れない
・文型を教えてあって補語の概念がある程度できていれば、主語による限定に気をつけるだけの単元
・そうでない場合、ここで補語とSVCを解説するとよい
・いぜれにせよ人称と、「主語の人称と数によって動詞の形が変わる」ということが授業の中心になる
・原則的には、「主語が何か」「主語がどんなだ」という文を作れることを伝える、補語が名詞の文も形容詞の文も見せる、といったあたりに気をつけて指導すればよいだろう
・参考資料(クリックで拡大)