・負の数と並び、ある意味では中学数学の最重要項目
・今は小学校でも文字が出てくるので、生徒にとって完全に初めてというのは表記方法くらいかもしれない
・文字式の表記の決まりは当然ながら基礎の基礎なので、あやふやなところが残らないよう徹底したい
・特に括弧が混じると正答率が下がるようだ
・方程式の文章題に用いるような、文章を読んで数量を文字式で表す問題がこのタイミングで入ってくる
・例によって速さ・濃度などは正答率が低い
・意味や定義をちゃんと押さえて、まずは具体的な数値による計算を四択問題→簡単な整数の範囲の問題→分数や小数の混じる問題、などを経て文字での処理に入っていけば生徒がその過程のうちのどこで躓いているか分かるだろう
・サンプル(クリックで拡大)
・ハジキやクモワに頼ると生徒の理解に蓋をすることになるので、余程の事情がない限り使用は避けたい
・特にクモワはハジキより効果が薄く害が大きいので注意
・テキストによっては速度や濃度の問題の中に距離、時間、質量などの単位の変換を要求するものが突然混じってくる
・生徒によってはいきなりだと危険なのでひとまずは避け、普通のものを確実に解けるようになってからにしよう