・やはり関数単元には違いないので、反比例や一次関数(比例)も扱っていきたい
・今までと同様に対応表を埋めてグラフを書くところから始める
・このとき、y=ax²を多めに入れておく
・そのあと放物線の特徴(左右対称、頂点がある、上や下に凸、aの値による開き具合の違いなど)と関数の式を関連させながら解説
・これ以降は放物線もなめらかな線で書いてもらう
・その後は普通に式の決定、変化率、変域と教えていく
・変化率は中2で反比例などを利用して指導していれば大丈夫だろうが、そうでない場合は初の非直線になるので注意が必要
・a(p+q)のような公式をいきなり教えるのは非常事態のときだけにしたい
・学校で勝手に教わってくる場合もあるのでそれ以前にやりたい
・変域も中1や中2できちんと教えている場合は大丈夫だろうが、途中入塾組などはいきなり両端を代入する癖がついているかもしれない
・放物線を書いて端点を打ってグラフの存在範囲を確認する習慣を徹底させたい
・どうしても端点代入をやめない子には-0.156428≦x≦2のような定義域のものを出してみる手もある
・他には-4≦xのような片側にしか端点がないものなど(これは直線や双曲線でも有効)
・復習として直線や双曲線(反比例)も扱っておくといいだろう
・この後文章問題のようなものが出てくるが程々に
・動点の問題は多めに扱いたい
・生徒によっては、「PがAB上にあるとき」などの条件をつけた小問に分けずにいきなり「△APDの面積をxの式で表しなさい」のような問題を出して自分で分けさせてもいいだろう
・教科書では二乗に比例する関数のほかに駐車料金などの不連続な関数が出てくる
・いろいろな関数に触れるのは良いことなのでふつうに教えればよいだろう
・扱う関数が違うだけでやることは基本的に中2までの関数と同じなので、時間に余裕ができるかもしれない
・高校入試などを参考に、座標軸上で放物線や直線などが複数出てきて傾きや面積などを求める系の問題をいろいろやっておくとよいだろう
・入試対策にもなる
・放物線と直線の交点(のx座標)を二次方程式で求めるのは発展内容らしい
・理屈的には二直線の交点と同じで難しいことはない
・使うシーンが多く入試でも役立つので身につけさせておきたい
・これがないと演習で出せる問題のバリエーションが減るという理由もある
・公立入試では、知らないと解けない問題は原則出ない模様
・私立はお構いなしにバンバン出してくる