❍ South America brandy
メキシコ以南の中南米諸国では、お酒といえば、ラムとブランデーが圧倒的に優位に立っている。
南米大陸での最初の蒸留は、17世紀に入ってから現在のペルーのイカ渓谷でスタートしたといわれる。
西欧から移住した人が、西欧から移植したマスカット系ぶどうでつくったようだ。
その伝統を今に引き継いでいるのが、ペルーとチリでつくられているピスコ。
モスカテル種ぶどう主体の白ワインを単式蒸留するが、搾りかすを蒸留する場合も多く、両者をブレンドすることもある。ふつう熟成なしで出荷されるがチリの一部の製品は樽熟成をしている。
CARELCAPEL
カペル社
モトックス
エルキ·ヴァレー産のモスカテル種のぶどう(ロサード、アレハンドリア)を醸造 蒸留して造る。
アルト·デル·カルメン·ピスコ·トランスパレント ¥2,200 (40度 750ml)
柑橘類やチェリーのアロマ。
ステンレスタンクで熟成させている。
モアイ·ピスコ·レセルバード ¥3,300 (40度 1㍑)
オーク樽で熟成させ、ぶどうと樽の香味がマッチした味わい。
Art Peru S.A.
アート·ベルー社
リード オフ ジャパン
❍90年代流通品❍
ペルー産ブランデー。リマ市の蒸留会社が発売元。
イカ渓谷産のマスカット種ぶどうからワインをつくり、それを単式蒸留機で蒸留したもの。
イタリア産 のマスカット·グラッパを柔らかくした感じがする。
この他、3種類の瓶形がある。
インカ·ピスコ ¥5,800 (750ml)
Cooperative Aglicola Control Pisquero Ltd.
コントロール社
カルビス
❍2000年代流通品❍
チリ産ブランデー。マスカット系ワインを蒸留、熟成させたもの。
コントロール社は、1930年代に結成された大手農業協同組合の企業体。
ピスコ·コントロール ¥3,000 (43度 645ml)
Bodegas Vista Alegre S.A.
ボデーガス·ビスタ·アレグレ社
リード オフ ジャバン
❍2000年代流通品❍
ペルー産ブランデー。
ピスコとは陶製の壷をつくった南米の種族の名前、またその壷を輸出した太平洋岸の小さな港の名でもある。
現在は、マスカット系ぶどうでつくるブランデーの名称になっている。
独特なアロマをもち個性的。
(各42度 750ml)
ピスコ·ソル·デ·イカ ¥4,400
ピスコ·ソルデイカ·ワコ ¥5,200
Pisquera Tulahuén
ビスケラ·トゥラウエン社
ジャパンインサイト
5代にわたってビスコを造り続けてきたカンボサーノ家が、手摘みしたトゥラウエン産の2種類のマスカットのみで造ったワインをポットスチルで少量すつ1回素留してるプレミアムピスコ。
バニラの香り。
ピスコ·ワカー ¥5,200