Pierre Ferrand
ピエール·フェラン家
ノアキャルジャパン
ピエール·フェラン家は、コニャック業界で品質追求の鬼と目される家柄。創業1702年という老舗でもある。
グランド·シャンパーニュ地区に27haの畑を持ち、極めて長期熟成させてから発売するのがならわし。
2020年代流通品
ピエール·フェラン·10th ジェネレーションズ ¥3,120 (46% 500ml)
この地でコニャック造りをしてきたこれまでの10世代の先人たちに敬意を表し、彼らの経験と知識を詰め込んで新しくリリースされた独創的なコニャック。
グランシャンパーニュ、プルミエクリュで採れたユニ·ブランを100%使用し、銅製の単式蒸留器で蒸留(濾過されていないワインを使用して)。
その後80%をフレンチオークで、残りの20%をソーテルヌのカスクで熟成。
ほのかなバタースコッチの香りと、口蓋全体に軽快な蜂蜜のような効果を示します。
一口飲むたびに濃厚なワインとドライフルーツの風味、クラシックなコニャックの風味、そして贅沢なキャラメルとバニラの香り。
若干熟成は若い印象があるが興味深い甘口コニャック。
ピエール·フェラン·グランド シャンパーニュ 1840 ¥3,660 (45% 500ml)
カクテルやパンチを[楽しむ]をコンセプトに、ピエールフェランのオーナー、セラーのマスター、そしてカクテルの歴史家とのコラボ。
ランク的にはVS。
香りは蜂蜜、キャラメル、柑橘類そして杉などが感じられる。
ピエール·フェラン·レネゲードNo.2 ¥9,000
グランシャンパーニュ·プルミエクリュで採れた ユニ·ブラン100%で造られる「ピエール・フェラン」のブランドが一年に一度造る限定品。
すべての工程はコニャックと同じですが、オーク樽熟成の後、栗樽を使用しているためカテゴリーとしてはコニャックにはならずブランデーとなります。
1945年以来コニャックに栗の木の樽を使用されていなかった。
[反逆]という意味を持つレネゲードは、その名の通りコニャックの規定に対する挑戦を表しており、オーク樽が使用される以前から使われていた栗の樽での熟成はコニャックに更なる可能性を与えます。
レーズンや梨、焼きリンゴにバニラやマシュマロ、クチナシになめし革の香りが次々と広がり、 ハチミツやココナッツ、キャラメルの味わいにバラやヒヤシンスのヒントを感じられます
ピエール·フェラン·1806·レゼルヴ·マリエ ¥2,000,00 40%
200年以上前の古酒、シリアルナンバー付。
乾燥したバラの花びらとアプリコットジャムの香りが支配的なバニラノーズ、その後砂糖漬けの果物。
クルミ、シナモン、甘草のフィニッシュ。
リッチでエレガントなコニャック。
ピエール·フェラン·レゼルヴ·ド·ラ·プロプリエテ ¥30,000
15~25年熟成原酒をプレンド。
デリケートなブケが印象的で、口当たりはなめらか。あと口も長く残る。
ピエール·フェラン·セレクション·デ·アンジュ ¥50,000
25~35年熟成原酒のブレンド。
バニラを感じさせるリッチな香りが特徴。
ピエール·フェラン·レゼルヴ·アンセストラル ¥150,000
今世紀初頭に現社長の祖父が蒸留した稀少な原酒を使用。年産200本。
ピエール・フェラン / アンセストラール 70y 40度
70年熟成。
濃厚で深く、濃いスミレと樽香で長い余韻を楽しめる。
ピエール·フェラン·レゼルヴ·ド·ラ·プロプリエテ ¥30,000
ピエール·フェラン·セレクション·デ·アンジュ ¥50,000
ピエール·フェラン·レゼルヴ·アンセストラル ¥150,000
ピエール・フェラン / アンセストラール 70y 40度
PIERRE LECAT
リカーズ ハセガワ
リュカのコニャックづくりは、80年前に現在の当主の祖父「ジャン・リュック・ラソディエール 」が1870 年代のフィロキセラの影響が残るコニャック地方のサン·フラーニュにて、苦労してかつての葡萄畑の繁栄を取り戻すところから始まります。
そして1970年代には毎年数ヘクトリットルものオー·ド·ヴィーをマーテル、クルボアジェ等に供給できるようになりました。
同時にその原酒の一部分を保存·熟成させていて、その事が「ピエール·リュカ」というブランドが生まれるきっかけとなりました。
そしてこのブランド名は、ジャン·リュック·ラソディエールの義理の父で地元で有名な時計職人であり、農場の財政面を支えていた「ピエール·リュカ」に感謝の意を込めて名づけられました。
ぶどうの育成からワインづくり、蒸留·熟成·瓶詰までを自ら行うこの生産者は、しっかりとした技術を持つ職人であり、コニャック作りに大切な繊細な時間の感覚を持っています。
それはまるでリュカの意思を継ぎ時を刻む懐中時計の精密なメカニズムのようだと言えるでしょう。
ピエール·リュカ· VS No.1 ¥4,630 (40% 700ml)
使用品種はユニブラン、フォルブランシュ、コロンバード。
花の香りと上品なぶどうの香り、リムーザンオークのデリケートなバニラのタッチ。
オンザロックやソーダ―割で気軽に楽しめるコニャック。
ピエール·リュカ· VS インスティンク ¥5,230 (40% 700ml)
使用品種はユニブラン、フォルブランシュ、コロンバード。
バラとぶどうの花の香。洋ナシとアプリッコットのフルーティーさ 。
5年から10年の原酒2種類を使用。
ピエール·リュカ· VSOP エクスペリエンス ¥8,250 (40% 700ml)
使用品種はユニブラン、フォルブランシュ、コロンバード。
印象的な琥珀色と輝く金色。香りは魅力的な甘い香り、数分間も続く暖かくながいフィニッシュ。
10年から15年の原酒5種類を使用。
ピエール·リュカ· XO メモワール ¥18,310 (40% 700ml)
ジャスミンやスイカズラの花の香。 偉大な熟成と凝縮感。120年から25年の原酒8種類を使用。
Renault Bisquit
ビスキーデュプシェ社 →ルノー·ビスキー社
木下商事→ペルノ·リカールジャパン
創業者はジャルナック町の塩商人、アレクサンドル·ビスキー。
1819年のことだった。現在は、ペルノ·リカール·グループ傘下でコニャック·メーカーという位置づけにある。
ファン· ボア地区にシャトー·ド·リニエールという城館をもち、周囲に 200 ㌶に及ぶぶどう園を所有している。
自社畑や外部から搬入される原料を蒸留、樽詰めしたあと長い眠りにつかせている。
しかし、ここからできる原酒の量はビスキ一銘柄の一部をまかなうことができる程度で、原料の大部分は外部から購入している。
ビスキー·コニャックの特徴はフルーティーな香りが際立っている点にある。
自社畑や外部から搬入される原料を蒸留、樽詰めしたあと、長い眠りにつかせている。ビスキー社のコニャックは、91年輸入分から、
2000年代流通品
ビスキーVSOP·ゴールド ¥3,500
他社のVSOPは、通常4年以上の原種を使うが、これはフィーヌ·シャンパーニュ規格の10年熟成品で、芳醇な香りと上品な旨みを感じ、軽さも忘れない味わい。
ビスキーVSOP·ゴールド ¥3,500
いずれもフィーヌ· シャンパーニュ規格品。
ビスキーVSOP ¥6,500
VSOPは、10年熟成のエレガントな品。
700mlと1000mlの2種類がある。
ビスキー·フルール ¥12,000 350ml
フランスのオートクチュールの復興を願って造られた特別品。
中身はVSOPクラスのコニャックでフルーティな香り。
ビスキープレステージ ¥10,000
豊かでなめらかな香味をもち、育ちのよさが味わえる。
ビスキーナポレオン ¥12,000
20年の熟成期から生まれる樽香と、デリケートな味わいが楽しめる。
ビスキーXO ·エクセレンス ¥20,000
30~35年の熟成による深い味わいと重厚感がある。
ビスキー·エクストラ ¥50,000
50年熟成グランド·シャンパーニュ規格の珠玉品。
ビスキー社は現在、コニャックメーカーのピッグ5のひとつに数えられている。
19世紀末には、ビッグ3のひとつにランクされていたが20世紀に入って業績がやや伸び悩んだのである。
しかし、1966年にリカール社の子会社になり、1974年にそのリカール社がベルノー·リカール社に発展したのにともないビスキー社の工場も改善され、コニャツク界最大規模の蒸留設備を備え、原酒保有量を伸ばした。
同時にコンピューターを導入して、現代的経営に努カを払い、再びピッグ3入りを狙っている。
ビスキー社のコニャックは、ライトな風味に特徴がある。
同社は、スリー·スターから作っているが日本に輸入されているのは、VSOP以上である。いずれも、フィーヌ·シャンバーニュ規格のものばかり。
ビスキー·VSOP ¥12,000
ボディが軽やかだが、樽の芳香が感じられる10年熟成。
ビスキー·ナポレオン ¥30,000
原料のフルーティーな香りが溶けこみ、マイルドな20年熟成。
ビスキー·ナポレオン·リモージュ ¥50,000
ナポレオンが馬に乗ったボトル
ビスキー·X.O ¥50,000
クリスタル·デキャンター入り。
長期熟成25年熟成の魅力が味わえる、バランスのよいコニャック。
ビスキー·エクストラ·ヴィエーユ ¥50,000
枯淡の風格をもつ古酒。
50年の熟成が生み出した最高峰の芳醇で強い香りと、角が一切なくなったまろやか、そして熟成感が最高。
ビスキーの伝統製法と50年という半世紀にわたる熟成期間はビスキー社が丹精込めて作り上げられた至極の逸品といえる。
ビスキー·リモージュ·バレル¥50,000
名品リモージュの陶器入りの特別プレンド品。
ビスキー·ナポレオン·バカラクリスタル ¥100,000
バカラ社のテキャンター入り。
中身は20年以上に熟成がされた貴重なコニャック。
熟成によりよりまろやかで丸みを帯びた芳醇な香りに樽の香りが育っているバカラのクリスタルボトルに負けないエレガントな味わいとなっています。
ビスキー·スリー·スター ¥9,000
同社全生産量の約60%を占めるメイン商品。
かなりの甘さが舌に感じられ、初めてコニャックを飲む人には喜ばれている。
ビスキー·V·S.O.P ¥12,000
フィーヌ·シャンパーニュにランクされるデラックス品。
スリー·スターよりいくらかコシの強さが感じられる。
ビスキー·ナポレオン ¥25,000
平均熟成20年の原酒をブレンドされたフィーヌ·シャンパーニュ規格。
ボトル入りは1960年代。
余韻の長いブーケ、そしてパワフルで丸いフレーバーがこれを非常に際立ったコニャックにします。
オークの特徴と砂糖漬けのフルーツのフレーバーが、最初の一口の後に口蓋を覆います。
ビスキー·エクストラ·ヴィエーユ ¥50,000
ナポレオンを柔らかくしたようなライトタイプの製品。
やはリ、フィーヌシャンパーニュ規格てあるが、長期熟成を経てきたもののみが持つ、枯淡な風格を持った高級品てある。