Joseph Gautier & Fils
ジョセフ-ゴーティエ社
重松貿易
発売元は、コニャック市の業者。1886年、ネゴシアンとして業務を開始。
今世紀初めには、海運業にも乗り出した。アイビス (正しくはイビス)は、当時使用した船の名で、意味はトキ属の鳥のこと。ラベルの帆船は、そのイビス号のイラストである。
連続式蒸留のグレープ·ブランデーに、コニャックをバランスよくブレンド。
(各40度 700ml)
アイビス·XO ¥5,000
アイビス·エクストラ·X0 ¥8,000
Arnoux & Cie.
アルヌー社
中泉
❍90年代流通品❍
日本では、昔からアールノックス、アノックスなどと呼ばれてきているが、アルヌーというのがフランスでの呼び方。1823年、コニャック市に設立されたブランデー業者、アルヌー社の製品。
連続式蒸留機でつくったブランデーに、コニャック原酒をブレンド。
飲みやすい味わいにつくられたもの。軽く、マイルドな酒質をもっている。
アノックス·VSOP ¥1980
アノックス·ナポレオン ¥3,000
Ets. Teissedre S.A.
テセードル社
コールドベック
❍80年代流通品❍
瓶詰め、および発売元は、ポルドー市のレ·カーヴ·マール社。
製造元は、同じくボルドーのテセードル 社であるが、同社は1867年の創業。
名の通った蒸留会社であるが現在は、フランス最大のラム取扱業者バーティネ (バーティネット)社の子会社になっている。
このブランテーの原料ぶどう品種 は、フォル· ブランシュ、コロンバール、そしてサンテミリオン。
それらからつくったワインを、連続式蒸留機で蒸留しオーク樽で熟成させるが、連続式での蒸留酒は長期熟成させる必要がない。
レギュラーボトルも、樽形容器 (900)入りも、中身は同じ品物。
アルフレット·ロスチャイルド· ナポレオン ¥5,000
アルフレッド·ロスチャイルド·ナポレオン(樽形容器) ¥10,000
Henri Mounier
ヘンリー·ムニエール社
ハマヤ
❍70年代流通品❍
輸入元のリーヘルマンと発売元のハマヤが、日本市場のために協同開発した製品。1977年に初登場。
後出のブルーノの姉妹品で、ブレ ンドが多少異なるだけなので、風味は似ていてやや甘ロ。
ヘンリー·ムニエール社はユニコ ーブ傘下会社としては大手である。
イーグル·ナポレオン ¥5,000
Sté. de la Cloche d'Or
ド·ラクロシュドール社
日食
❍90年代流通品❍
発売元はコニャックメーカー、ルイエ·ギレ社の 子会社。
下はコニャックのルイエ·ギレのセカンドブランド的存在としてつくられたもの。
コニャック的な芳香が楽しめる。
インペリアル·ナポレオン ¥4,000 (700ml)
Augier Robin Briand
オージェ·ロバン社
キリン·シーグラム
❍90年代流通品❍
つくり手は、コニャック·メーカーのロバン社。
下はそのコニャックづくりの伝統を生かした芳香と円熟味のある味わい
ヴァルクール·XO·スペシャル ¥5,000 (700ml)
❍80年代流通品❍
ヴァルクール·ナポレオン *5、000
芳醇な香り、円熟した味でフランスで好評を博している。
Joseph de Portaud Wine & Spirit
ジョセフ-ド·ポルドーワイン&スピリット
ティーワイトレーディング
ボルドーでワインやスピリッツを扱っている商社が、フランス南西部産のぶどうからつくる。
ヴァロリー·ナポレオン ¥3,000 (40度 700)
E. Villard & Co. E.
ヴィラール社
日本ウインズ
❍90年代流通品❍
コニャック市に本社をおくヴィラール社が、コニャックブランデーにコニャック地区およびその周辺地区の軽いブランデーをブレンドし、バランスのとれた味に仕上げたもの。
値段の割にはコクがある。
ヴィラール·ナポレオン ¥4,000 (700ml)
Védrenne Père et Fils
ヴェドレンヌ社
イズミ·トレーディング
❍90年代流通品❍
ブルゴーニュ地方ニュイ·サン·ジョルジュ町の蒸留業者、ヴェドレンヌ社がブルゴーニュ地方産のワインを蒸留したもの。オーク樽熟成の効果が、味わいの深みになっている。
ヴェドレンヌ·XO ¥3,800 (700ml)
Ryssen S.A.
リセン社
バレンタイン
❍90年代流通品❍
ベルギー国境に近いパド·カレー県の業者がつくるブランデー。
コニャックのように、XOを名乗るための法的規制はないが、下は10年間オーク樽で熟成したもの。甘やかな樽香が快い印象を残す。
オータリー·X0 ¥10,000 (700ml)