[第15回UE4ぷちコン]振り返り:SE関連
概要
GameAudioGDCで音素材を入手
https://sonniss.com/gameaudiogdcMutantで管理
https://sonicwire.com/mutantAudacityで編集
https://www.audacityteam.org/大久保先生のUdemy講座でUE4組込
https://www.udemy.com/course/unrealengine4sound/
いい時代
フリーゲーム作者勢の強い味方である魔王魂様や、
カテゴリごとに探しやすい効果音ラボ様などなど
紹介しきれないほど素晴らしい提供元が山ほどある。
こちらのツイートのような案内なしでは巡りきれない。
今回は特にGameAudioGDCの音源を多く利用させて頂いた。
GameAudioGDC
Sonniss様がGDCの度に公開してくれる完全無料ロイヤリティフリー音源集。つよい。
https://sonniss.com/gameaudiogdc
2015-2021年で約5700ファイル、160GBある。
多すぎて何がどこに入ってるかわからない。
そこで、管理ツールを使う。
Mutant
Crypton Future Media様が提供するフリーの音源管理ツール。つよい。
GameAudioGDCを展開したフォルダをツールに登録すれば、
データベースが作成されて検索が簡単になる。
LaserとかBeamとかEnergyとか入れれば、それっぽい音源にたどり着ける。
ダブルクリックですぐ視聴出来るのが嬉しい。
個人的には「長さ」で並べ替えが出来るのが熱い。
windとかwaterで検索すると、10分とかある環境音だったりすることが多い。
「長さ」で並べ替えれば、ワンショットな音から試聴していける。
超充実のラインナップだが、なんかちょっと違ったり部分的に使いたかったりする。
そこで、編集ツールを使う。
Audacity
オープンソースでフリーのサウンド編集ソフト。つよい。
MutantからAudacityに直接D&Dして編集に入れるのがアツい。
(Mutant側の機能なので、Audacityでないと連携出来ないという意味ではない)
爆発が物足りない場合などに、
複数の爆発音(exploで検索)や金属のぶつかる音(metal hitで検索)を混ぜたり、
連続爆発の最後だけ切り出したりして、最終的に1つのwaveとして出力する。
mp3の音素材によくある頭の空白を削除したり、
酒の勢いで録音した謎の音声データにエコーをかけたりの編集も可能。
使い切れないほど様々な機能があるが、
フリーであるがゆえに日本語の情報もそれなりに拾えるのでだいたい何とかなる。
ここまでで音データそのものはだいたい何とかなるが、
UE4でそれらを再生する際にノウハウが必要になる。
そこで、プロの講座を受講する。
大久保先生のUdemy講座
大久保悟先生によるUE4のサウンド専門講座。いやんニッチ。つよい。
https://www.udemy.com/course/unrealengine4sound/
Content Exapmlesだけではよくわからないサウンド周りをハンズオン的に学べる。
「BGMとSEで音量オプションを分けたい」
といった基本的なところから、
「SEが鳴ってる間はBGMをちょっと抑えたい」
とか、
「UFOが近づいてきたら徐々に音を大きくしたい。
その際はカメラじゃなくてロボの位置基準で判定しつつ
あえて左右パン(Spatialize)を無しにしたい」
といった細かいところまで学べる。
昨今はサウンド系のアンリアルオンラインラーニングも日本語字幕で見られるが、
大久保先生の講座で十分すぎて後回しにしている。
復習も兼ねて履修したいが、やることが…!他にもやることが多くて…!
反省
…という感じの流れでだいたいなんとかしているが、
逆に何とかなりすぎて今回は新しいことを試せなかった。
UE5のMetaSoundとかはなかなかアツいようだし、
プロシージャルサウンド的なものにチャレンジしてもいいかもしれない。
雑談
次のアンリアルクエストはきっと音に関するものが入るだろう。
様々な機能のクエストをクリアさせることで猛者を量産する長期計画に違いない(陰謀脳)
以上