UNREAL FEST×ぷちコン 冬のゲームジャム祭り!参加の振り返り
思い付きで迷走する企画と雑な実装を紹介
参加は計画的にしよう
夏のUE4ぷちコン感想記事が終わって一息つきたかったのと、そもそも土曜に他の用事があったりもしたので、参加は見送るつもりだった。
土曜の夜、寝る前にジャム生放送のアーカイブを見ているとこれがまた盛り上がってて楽しそうで、企画だけでも考えてみるか、と思った。
これが良くなかった。
フェス講演やジャム生放送を見た直後だったので、「この猛者たちが実際に一か所に集まるとスゴそう」という思い付きがまずあった。
規模は日本全国ぐらいにして、各都道府県から一人ずつ集まってくる。
絵的にはワンパンマンの格ゲーのサイタマみたいな感じ。
プレイヤーは48個のウィンドウを凝視して彼らが力尽きそうな時に応援する。
ここで「なんかスパチャみたいだな」と思った。
先程の案とは逆でプレイヤーがアピール行動をして彼らからのスパチャを集める、という流れにもできそうだ。
アピりすぎるとキュン死してスパチャ投入が止まるので加減しつつアピる。
…イケる!後は作りながら考えよう!!
と思ってUE4プロジェクトを作ったのがこの時。画像右上、プロジェクト名「Spacha」となっている。
※正直この辺りからもう既に眠くて、
「複数の案から良いものを選ぶ」
「客観的に案を批判する」
という事ができなくなっていく。
こわいねー
とりあえずプロジェクトファイルを作って、実装を設計するかという所で手が止まる。
配信者は配信で場をアゲるのが目的であってスパチャはファンが勝手に投げてるだけだから、そっちが目的になるのはなんか違うのではないか。
「アピって視聴者から何かを貰う」という部分は流用できそうだが…
「視聴者からもらうもの」と言えば、声援だろうか。掛け声とか。
掛け声。
ボディビル大会の面白い掛け声を思い出す。
今風のボディビル大会、という事でポーズをとってアピってポイントを稼ぐのはどうだろう。
ポーズの形に応じてアピれる対象が違う事にして、プレイヤーは複数のポーズから次に何をするか選べば意味がある選択ができそうだ。
演出はレスラー会見みたいな感じで。
そうするとマッチョを用意しないといけない。とりあえずグレイマンとブルーマン先生で仮置きだ。…先生。
「ビルダーと観客」を「先生と生徒」に置き換えてもイケるンじゃないのか。
今風のオンライン授業ということにすればいい。ブルーマンは先生だから納得性も高い。
先生が生徒にアピると…注目が「あつまる」。
うまいこと言った。
採用。
そういうことになった。
思いついた端から作っているので、雑。
あまり参考にならないかもしれない。
完成しない可能性を考慮し、ゲームメカニクスだけでも先に実装するためにUIから手をつけた。
生徒の様子をRenderTargetに映す
生徒の注目度を反映する
アクションパネルがドロップされた時、親(後述の生徒パネル管理)に情報を渡す
親から加点情報が来たら加点して数字更新。100超えたらバーストする
Pre Constructで生徒パネルにIDを付与しつつ並べる
生徒パネルからドラッグ通知が来たらIDから影響するパネルを算出
生徒パネルからドロップ通知が来たら影響しているパネルに加点
渡されたアクション影響範囲に従って影響するパネルを白く表示
単にテクスチャでいい気がするが、いくつ作れるか未定だったので動的生成している
アクション影響範囲はInt Point型のDataTableで記述
ドロップ地点を(0,0)として、どのマスに影響するか定義されている
テトリミノのパクりだが回転は無い
上記のWidget群を配置
残り時間表示UIとか点数集計UIとかも置いてある
時間ないのでタイトル、説明文、開始ボタン、リトライボタンもここにぶち込んだ
注目度の値を渡されたら後述のABPに渡す
正面にCapture Component
Construction ScriptでCapture用Render Target生成
さすがに25体同時にCaptureすると処理落ちするので、雑に分散した
これがLevel内に25体配置されている
FKで首を曲げている
注目度に応じてアイドリングが早くなり、首も元の位置まで上がってくる
先生はActorとしてはゲーム中に存在しない
先生もリアルタイムCaptureで良い気もするが、アクションパネル含め4体追加になってしまうのでTexture化している
撮影用LevelでポーズをCaptureし、右クリックメニューからTexture化
計画的に参加しよう!
徹夜は最大HPが下がる!
完成するかどうか不安で寝付けなかったり
逆に気を失うように寝落ちしたり…つらい!
それをカフェインで乗り越えた時、
脳がバグり始めて
「アーイ!」「ワーオ!」「オッケーイ!」
などの謎テンション音声が一発どりで収録されるぞ!
なんだこれ!
学習用コンテストなのに技術的チャレンジしてねえ!
ドラッグ&ドロップぐらいかな。
そもそもチャレンジ無しでも時間的に完成するかどうか怪しかったし仕方ないね。
25個同時キャプチャで処理落ちしまくった時はやべえと思ったけど
雑なやり方でも回避できてよかった。
本当は生徒にID振って均等に時間分散した方がいいんだろうな…
Discordでの交流にあまり参加できなかったのは良くなかったかも。
何しろ制作に必死過ぎた…
楽しかった…!
生放送による場の盛り上げ、
同時に参加している方々の発言や作品提出、
グッタリしているマラソン枠選手への共感など、
Live感がすごくあった。
でも体調を崩すのはよろしくない。
その辺も含めて、精進致します…!
運営の皆様、参加者の皆様、本当にお疲れ様でした!