Libellula quadrimaculata asahinai Schmidt, 1957

【形態】

• 体色は♂♀ともに黄褐色で黒の条斑をもつ．前後翅の結節付近と後翅基部に黒褐色の斑紋をもつ．胸部は毛深い．

【生息環境】

• 平地から山地の挺水植物が繁茂する池沼．

【生態】

• 成熟♂は挺水植物に静止て縄張りをもつ．産卵は♀単独で打水産卵を行う．産卵中は♂の警護を伴う．

【分布】

• 北海道・本州・四国・九州．

【県内分布記録】

• （東予）四国中央市，新居浜市，西条市，今治市，（中予）松山市，東温市，上浮穴郡久万高原町，伊予郡松前町，伊予市，（南予）喜多郡内子町，大洲市，八幡浜市，西予市，宇和島市，北宇和郡鬼北町，北宇和郡松野町，南宇和郡愛南町

【備考】

• 春のトンボで真夏には姿を消す．和名は翅にある斑紋に因む．

【引用文献】

愛媛県の分布図

発生消長図

成虫

幼虫