1) 子ども達が小学校にいる場合
中富小学校では、保護者または代理人が引き取りに来るまでは、保護してくれることになっています。しかし、以下の点に考慮が必要です。
・学校側が、保護者が3日程度引き取りに来れないことを想定した体制がとれているか? (寝具、食事など)
・アレルギーを考慮した食事が学校に用意されているか?
・薬が必要な子どもに、薬を3日分持たせているか?
・代理人が引き取る場合、保護者が3日程度帰宅できない可能性があることを、理解しているか。
2) 児童クラブ、放課後広場にいる場合
小学校と同様に、保護者または代理人が引き取りに来るまでは、保護してくれることになっています。考慮すべき点は、小学校と同様。
3) 塾や習い事に行っている場合
公的機関で無いので、塾によって対応はさまざま。防災対策がずさんなところもある。保護者は子どもの通っている塾などの安全管理をチェックし不備があれば改善を促すことが望ましい。
しっかりした塾では防災マニュアルが作られているが、塾などで保護してくれるのか、避難所に連れていくのか? どこの避難所か? など、内容を確認し、不適当な場合は意見することも必要かもしれない。
※ 子どもが幼稚園、保育園に行っている場合も同様で、各幼稚園、保育園の対応を把握しておくこと
※ 中学生以上は、学校では保護してもらえず、一斉帰宅をするので、保護者のいない被災生活を過ごすことになる
4) 通学途中などの場合
・ 徒歩通学の場合、家と学校の近いほうに避難するのが原則。中富小学校の場合、ゆれがおさまるまでは、近くの安全な場所にとどまるのが良い。
・ 付近に倒れてくるもの、上から落ちてきそうなものがないか、注意して身を守る。
・ 交通機関を使って通学(や通塾など)している場合、駅員や運転手・車掌の指示に従う。
学校や塾などの防災対策 もご覧ください