子どもが留守番をしている時に大地震が起きたら、「小学校へ避難するように」と、指示する場合がありますが、それで大丈夫でしょうか?
・休校日(や放課後)に大地震が起きた時、中富小学校は、「小学校」ではなく、一般の「公的避難所」になります。休校日なので先生はおらず、(多分)見知らぬ大人が避難所を運営しています。
・中富小学校の避難所では、現状、子ども達を保護するという体制はできていません。一般の避難所では多くの人がプライバシーが無い場所に同居するため、ストレスが高まるのに加えて、盗難や人間関係のいざこざなどのトラブルに巻き込まれることも多くなります。したがって、子どもだけで、避難所に行くことには不安があります。
・また、所沢の震度が 5強以下であれば(注1)、避難所は開設されません。ただし、小学校のグラウンドは一時緊急避難場所であるので、(多分、中富地区の)住民は集まっているかもしれませんが、何時間か経つと、誰もいなくなってしまうことが考えられます。
注1:例えば、関東大震災の場合、都心は震度が6強や6弱で、家屋の倒壊や広域火災が発生していまいしたが、所沢の震度は5強でした。
※ 公的避難所(中富小学校など)の状況についてはこちら