保護者が帰宅できなくなった場合の、⼦どもの数⽇間の滞在場所は決めておく
・ 親戚・知⼈の家があればOKだが、親戚・知⼈が不在の場合を考えておく。別の滞在場所か、⾃宅待機か、を決めておく。
・被災直後は道路が大渋滞で車は使えないので、車での送り迎えはできない、と考えておく。また、被災後、徒歩で長い距離を歩くのは危険。
・特に知人の場合、「よろしくね」だけではなく、少し具体的な保護内容について話し合っておく。(備蓄の場所とか、連絡方法の確認など)
・ 中富⼩学校と考えている⽅は、中富⼩学校の体制を良く理解しておくこと。休校⽇は教員不在で、「⼩学校」ではなく、「避難所」になり、⾒知らぬ⼤⼈が運営している。また、都⼼の震度が⼤きくても、所沢の震度が5強以下の場合(関東⼤震災の場合はそうだった)は、「避難所」も開設されないこと、など。
・ ⾼学年以上であれば、⾃宅に滞在することも選択肢の⼀つ。その場合、散乱した家の中を、住めるように片付ける必要がある。転倒した家具があったら元に戻して、できれば固定する。危険な家具などもあれば固定する。床に散乱したものを片付ける。特に、踏んだらケガをするようなものは優先的に片付ける。片づけが終わるまでは、靴や厚底スリッパをはいておく。
可能であれば、これらは近所の大人に手伝ってもらうと良い。避難生活中は、ときどき様⼦を⾒に来てくれて相談できる⼤⼈を約束しておく。
・ ⼦どもに、⾷料・⽔・簡易トイレなどの備蓄場所を教えておく。調理⽅法や使⽤⽅法も。
・ 子どもだけで、一般の避難所で、見知らぬ大人と避難生活を送ることには不安が伴う。「ひかり児童館」などを利用した「⼦ども避難所」を作ることの検討を、保護者主導で進めていただくことが望まれます。