自主防災会の兄弟組織です。被災時の早期消火を行ないます。
・ 自衛消防隊は消防ポンプ1台を有している。素人集団なので、燃えている家の消火は難しいが、近隣への延焼は防ぐことができる(消防署員のお話)。
・ 消火作業としては
1) 自治会館から消防ポンプを火元近くの防火水槽まで運搬する。
2) ホースを接続して防火水槽から火元まで延長する。
3) 放水して延焼を防ぐ
☆ 上記 1)2) の作業を迅速に行うには人手が必要ですが、現状、自衛消防隊の人手は不足しています。また、日中仕事を持っている人も多いので、消防ポンプはあっても、消火活動を開始するまでに長い時間を要してしまいます。
出火元の近隣の人の助けがあれば、速やかに消火態勢に入ることができますが、その場合、ホースの接続などに、若干の練習が必要です。体力的には高齢者でも可能ですので、ぜひ一度は放水訓練に参加して、近隣から出火した際の消火活動に助力できるようにしておくことが、自宅を守ることにつながると思えます。
平時は、以下のような放水訓練と啓発活動を行います。
・ホース接続訓練:エステシティ内に防火水槽の場所は限られているので、火災発生場所によっては長距離のホースの引き回しが必要となる場合があり、その接続訓練を行います。
・ポンプ車による放水訓練:年5,6回、自治会防災部会と協力して放水訓練を行います。
小型消防ポンプ
自衛消防隊の消防ポンプ。ガソリンエンジンで駆動する。エステシティ内には10ヶ所の防火水槽があり、そこなら水をくみ上げて、このポンプでホースに送水する。
防火服
放水訓練
放水訓練
消火・救助機材
傷病者の運搬訓練