安否確認のための集合は、ゆれがおさまって 5分後、を目標とします。
被災者の救出、初期消火には迅速性が必要
過去の事例から、家具などの下敷きになって圧死した被災者の90%は、地震発生から15分以内に死亡したと言われています。
→ 迅速な救出が必要
初期消火
出火してから3分経過すると火は天井まで燃え広がり、一般人による初期消火は危険になるといわれています。ただし、状況によっては、3分を過ぎても初期消火が可能な場合があります。したがって、迅速な集合と安否確認によってご近所の火災を発見すれば、多人数で消火器などを持ち寄って消火できる可能性があります。
5分後の集合は早すぎる、という意見もありますが、所沢市防災ガイドでも、ゆれが収まってから3分後に隣近所の安否確認を推奨しています。
◇ 5分後に安否確認に向かうイメージ動画
大地震があり、家の中は大混乱になる。家族の安否を確認してから、足元に注意しつつ、近所に住む祖父の家に安否確認に向かう、という動画。(東日本大震災:福島県須賀川市。震度6弱~強)
ゆれが収まってから5分後に集合するのは、このくらいのイメージ
※ この動画では、耐震処理をしていない食器棚から食器が飛びだして床に散乱している点にも注意。
※ ゆれが収まったら、テレビやネットでの情報収集より、集合を優先してください。(集合場所に携帯ラジオを持っていくのも良いかも)