首都圏で大地震が発生した場合、エステシティでは、「家屋倒壊」「震度7」などの甚大被害は(多分)発生しませんが、家の中は大混乱となります。
エステシティの予想震度とされる震度5弱~6弱の時の動画をネットから集めてみました。(大きな音に注意)
大地震が起きたら、最悪、このような状況が発生することを意識して、家具の固定や割れ物の飛散防止などの対策をしておくことが望まれます。
1.家具の転倒 震度6弱
家具が固定されていないため、家の中が大混乱します。特に画面左の隣室に置かれた本棚が転倒することに注目してください。子どもに直撃したら大ケガになりそうです。(東日本大震災 仙台市 宮城TV)
2.家具の転倒 震度6弱
ビルの1階の1室。向かって左の壁に本棚が固定されています。右の壁には、固定されていない棚(上下2段)があります。地震の揺れによって、右の棚は転倒しますが、左の本棚は無事で、家具固定の効果が実感されます。(東日本大震災 仙台市 個人撮影)
3.台所の様子 震度5弱
家の中で一番危険とされるのは台所です。刃物や割れ物が散在し、多くの物が固定せずに置かれた状態になっています。この動画は、震度は5弱と低い値ですが、台所の危険性を見ることができます。ゆれが始まったら、台所からは直ちに逃げ出しましょう。(東日本大震災 杉並区 個人撮影)
4.食器棚の扉がが開放して食器が散乱 震度6弱
テレビが転倒するほどの揺れではないですが、食器棚の扉が開放して、中の食器が床上に散乱して割れたものもあり、危険な状態となっています。扉に耐震ロック(耐震ラッチ)をつけておくことが望まれます。また、室内を歩く前に硬い底の靴やスリッパをはくことが必要です。
また、ゆれが収まってからご近所の安否を確認するまでの時間がイメージできます。(東日本大震災 福島県須賀川市 個人撮影)
5.割れ物でケガをする(ドラマ)
子どもが割れ物を踏んでケガをする典型的パターンをドラマ化したもの。大人も、素足で慌てて走り出さないよう気を付けることが必要です。
6.火災の危険 震度5弱
室内の混乱はさほどではなかったですが、ストーブの上に燃えやすいものが落下して、危うく火事になるところの動画です。(東日本大震災 台東区 個人撮影)
7.震度6強(参考)
震度6強は、エステシティでは起こりませんが、都心など他地域にいると起こりえます。徒歩で帰宅時に余震などが発生すると、この動画のように、瓦や窓ガラスなどの落下も予想されるので、ヘルメットをかぶったり、十分な注意が必要です。(東日本大震災 場所不明 個人撮影)
2025. 9. 6