・ 火災が発生したら大声で近所に通報して助けを呼ぶ。
・ 火災を知った近所の住民は、さらに多くの住民に通報する。
・ 初期消火は出火してから数分間が勝負。
・ 消火器を備えている家庭は、出火元に消火器をもって駆けつけて消火にあたる。
・ 水道の水や、断水時には溜め置いた水での消火を行なう場合、出火原因に注意する。出火原因が油である場合、水で消火すると、かえって燃え広がる。また、電気である場合は感電の危険性があるので注意する。
・消火器(よく見られるABC消火器)なら、油火災、電気火災に対応できるので、ぜひ各家庭に1本は備えておくことが望ましい。
・標準的な10型と呼ばれる消火器の消火時間は約15秒と短いことを知っておく。1台の消火器では消せず、近所の家から持ち寄った何台かの消火器を合わせて消火できた事例も少なくないので、ぜひ各家庭に1本は備えておくことが望ましい。
出火して数分でふすまや壁板などの立ち上がり面に燃え移る。
炎が天井に達すると初期消火はできない。危険なので直ちに避難する。
・炎が天井に達したら、それ以上の消火活動は危険なので直ちに避難する。
・大地震の際は消防は来てくれない可能性が高いが、ダメもとで119番通報をする。
・ 災害対策本部(自治会館)に連絡して自衛消防隊の出動を要請する。
・ 自衛消防隊は消防ポンプ1台を有している。素人集団なので、燃えている家の消火は難しいが、近隣への延焼は防ぐことができる(消防署員のお話)。
ただし、自衛消防隊は人手不足なので、近隣の方の協力を必要としています。