「避難場所」とは、自宅が危険な場合の一時的避難場所で、基本的に屋外。
◇ 一時(いっとき)避難集合場所、一時避難場所
同じ地域内の住民同士が一時的に集合する場所。公園や広場、駐車場、空き地など地域住民の身近にある広場がこれにあたり、地区によって決められている。エステシティでは、自治会の班によって決められた集合場所が該当。
◇ 指定避難場所
一時避難集合場所が、火災や建物崩壊の危険がある場合の移動先。市が指定しており、災害備蓄倉庫がある。エステシティ内では、道傍公園、日大グラウンド、近隣では、中富小学校グラウンドが該当。
◇ 広域避難場所
大規模火災を避けるための場所。住宅密集地域では必要だが、広い畑に逃げられるエステシティでは必要がない。所沢市では航空公園。
◇ 指定避難所(一次避難所)
自宅に被害があって生活できない場合の避難所。この近くでは中富小学校。日大体育館も指定避難所だったが、老朽化が進み、耐震化工事も行っていないため、2025年2月に指定解除となった。
◇ 福祉避難所(二次避難所)
指定避難所での避難所生活が困難な要配慮者が、直接、または二次的に避難できる避難所で、市内の高齢者施設等に開設される。
注:福祉避難所というと、一人住まいの高齢者がケガをした場合や、介護者が不在の要介護者を保護してくれそうであるが、受け入れ条件は「被災により自宅が全半壊等のため当面の生活が困難な者 」となっている。
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◇ 洪水避難所
※ 指定避難所の定義
指定避難所は、災害の危険性があり避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させ、または災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるため、市町村長が指定する(法第49条の7)施設です。「災害対策基本法」によって、その規模などに指定基準が定められています。また、設備や運営方法などにガイドラインが設けられています。
(所沢市のホームページでは、「災害により住居を失った被災者等を一時滞在させる建物 」と定義されている)
※ 避難所の収容人数
一人当たり2平米(約1畳)で計算され、中富小学校の体育館は591平米なので、収容人数は295名。
2025.8.24