英語学習を成功させるために気をつけたいポイントを整理しています。「やろう!」と思ったことが、なかなか続かないことってありませんか?三日坊主に終わってしまうと、「なんて自分は意志が弱いのだ」と自己嫌悪になったりします。三日坊主になる場合は次のことを見直してみてください。三日坊主になってしまっても、あなたが悪いわけではありません。やり方が悪いだけです。やり方を見直し再スタートしてみましょう。
英語学習は日々の積み重ねが力になります。学習を止めてしまうと力はすぐに衰えてしまいます。そして、私達はネイティブスピーカーにはなれないのですから、常に学び続けなければなりません。まるで終わりがないマラソンを走り続けなければならないようなものです。そんなマラソンを最初から全力疾走で走ってしまったら、すぐにバテて倒れてしまいます。
ポイントは、できるだけ楽で苦痛がないようにやることです。毎日少しずつ継続できる量に減らしましょう。1時間で初めて挫折したなら、30分に学習時間を減らしましょう。自信がない場合は、10分でも15分でもいいです。1時間勉強しないといけないと考えると手を付け始めるのも億劫になり、やっている最中も苦痛です。しかし、15分だけならば苦痛は少なくなります。1時間で挫折して学習時間が0になってしまうよりは、15分を4日に分けて1時間でも学習ができた方が力になります。
心理学の研究で、新しい行動を習慣化するには2ヶ月から3ヶ月はかかると言われています。朝コップ一杯の水を飲むといった単純なものでも習慣化するのに3週間かかり、複雑なものほど習慣として定着するのには時間がかかります。逆に習慣になってしまえば成功したも同然です。
習慣化するには、行動のきっかけとなるトリガーが大事だと言われています。例えば、朝起きたら〜しょうとか、寝る前の布団の中で〜しようとか、お風呂から上がって〜しよう、など学習をする前の行動を決めてしまうことです。その行動が毎日規則的に行う行動であればなお良いです。例えば、毎日する「布団に入る」という行動をトリガーにしておけば、この毎日する行動がトリガーになって学習も毎日忘れずに行うことができます。
無理をしたり負担になることを頑張ろうとすると、人は必ず挫折します。8割以上は今の英語の力で理解出来るような易しい教材を選びましょう。
易しい教材では勉強にならない?いいえ。例え易しくて今のままでも理解できる教材でも、英語を読んだり聞いたりすることを繰り返す練習は大事です。英語は鍛えて伸ばす技術です。今のままで理解できるなら、もっと速く正確に意識せずに理解できるように訓練することも立派な学習です。
人間は一度に身につけられるものに限りがあります。そして悲しいことにすぐに忘れます。沢山覚えようとしても苦痛だけが残り結局は忘れてしまい学習も継続しないのでは意味がありません。残りの2割ほどがまだ十分に理解できていなかったり新しい英単語などのものになるくらいが継続するにはちょうどいいのです。
新しいことを始めることは誰にとっても大変です。頑張ろう!と意気込みすぎずに、できるだけハードルを下げて取り組んでみましょう。少しずつ、苦痛にならないように始めてみましょう。また、既に生活の中で習慣になっているものをトリガーとして、やるタイミングを設定してみるとうまくいきます。学習が習慣として身につけば、もう成功したも同然です。