YesとNoの正しい使い方を学びましょう。
カレーを作ろうとしていてトラブルが起きた状況です
Mom: Rice is not cooked. Maybe the rice cooker has broken.
Me: Oh, no! We’ll have to eat curry without rice.
Mom: We are not going to do that.
Me: But we have no other choice!
Mom: Yes, we do.
Yes とNo について
Yesは「はい」、Noは「いいえ」と覚えておくと英語を間違えることがあります。英語では厳密には、Yesは『肯定文を答える時の言い方』で、Noは『否定文を答える時の言い方』です。「〜ではないよね?」という否定文の質問に答える時、日本語訳ではYesが「いいえ」、Noが「はい」になってします。
Yesが「いいえ」になる
次はYes が「いいえ」になる場合です。日本語訳に注意して、次の例を見てみましょう。
例:
A:Don't you like dogs? 犬はお好きではないですか?
B:Yes, I do. いいえ、好きですよ。
Yesなのに、日本語訳では「いいえ」になっています。この時重要なのは、Yes の次に来る、I do.です。I do.とはI like dogs. を省略した言い方です。「犬が好き」と肯定文を言っているのでYes と先に言っています。英語では、『肯定文を言う時は Yes で答える』と覚えておきましょう。
Noが「はい」になる
次はNo が「はい」になる場合です。日本語訳に注意して、次の例を見てみましょう。
例:
A:Don't you like coffee? コーヒーはお好きではないですか?
B:No, I don't. はい、好きではないです。(はい、苦手なんです。)
Noなのに、日本語訳では「はい」になっています。この時重要なのは、No の次に来る、I don't.です。I don't.とはI don't like coffee. を省略した言い方です。「コーヒーが好きじゃない」とnotを使って否定文を言っているのでNo と先に言っています。英語では『否定文を言う時は No で答える」と覚えておきましょう。
英語表現 日本語訳を確認してみて下さい
the rice cooker has broken.
炊飯器が壊れてしまった。
We’ll have to eat curry without rice.
お米無しでカレーを食べないといけなくなる。
We are not going to do that.
そうはしないよ。
we have no other choice!
他の選択肢がない。
Yes, we do.
他の選択肢があるよ。
(Yes, we have other choices. の省略。)