英単語でのa, i, u, e, oの読み方を知っていますか?これらは母音と呼ばれ複数の読み方があります。母音をアルファベットの名前読み「エィ、アィ、ユー、イー、オゥ」で読む場合のルールについて説明しています。
しかし、このルールだけでは読めない英単語があります。例えば、makeです。makeはなぜ「マケ」ではなく「メイク」と英語では読むのでしょうか。他にもcake, tapeなどがあります。
また、aに限りません。site (サイト), pine (パイン)など全ての母音でアルファベットの名前読みをすることがあります。どんな時にアルファベットの名前読みをするのでしょうか。
その他の例:
rate (割合、比率)
date (日付)
hate (嫌う)
gate (門、ゲート)
fate (運命)
same (同じ)
name (名前)
lake (湖)
take (持っていく、連れて行く)
fake (偽物、偽の、でっち上げる)
shake (振る、揺する)
age (年齢)
cage (鳥かご)
page (ページ)
trade (貿易)
shade (影)
place (場所)
space (空間)
shape (形、健康)
safe (安全な)
その他の例:
gene (遺伝子)
scene (シーン、場面)
these (これら)
Chinese (中国の、中国人)
Taiwanese (台湾の、台湾人)
concrete (コンクリートの、具体的な)
delete (消去する)
compete (競う)
scheme (計画、構想)
extreme (極端な)
その他の例:
nine (数字の9)
wine (ワイン)
line (線、ライン)
fine (天気が良い、まあ良い)
pine (松)
shine (輝く)
site (場所)
bite (噛み付く、噛む、一口)
kite (凧、[揚げて遊ぶ]たこ)
write (書く)
white (白い)
wife (妻、奥さん)
life (人生、生活)
knife (ナイフ、包丁)
file (ファイル)
mile (マイル)
smile (笑う)
time (時間)
prime (プライム、最も重要な、最高の)
crime (犯罪)
chime (チャイム、ベル)
hide (隠す、隠れる)
ride (乗る)
side (端、側面)
wide (幅が広い)
pride (プライド)
rise (昇る)
wise (賢い)
hike (ハイキングをする)
その他の例:
joke (冗談、ジョーク)
spoke ( speak [話す] の過去形 )
smoke (煙、タバコを吸う)
broke (壊れた、壊された)
hole (穴)
role (役割)
pole (ポール、柱)
hope (望む)
rope (ロープ、縄)
note (メモ)
vote (投票、投票する)
those (それら、あれら)
suppose (思う、推定する)
stove (ストーブ)
code (コード、記号)
その他の例:
excuse (弁明、許す)
refuse (拒絶する)
mute (無言の、沈黙した)
commute (通学する)
dispute (口論、口論する)
compute (計算する)
mule (履物のミュール)
その他の例:
rule (規則、ルール)
prune (プルーン)
reduce (減らす)
assume (仮定する)
語末にeがつく英単語は、基本的にeを読みません。そのeの2つ前にある母音をアルファベット読みします。
m や k は子音と呼ばれます。【母音+子音+ e 】の並びがあると、サイレントeの法則が働きます。
サイレントeには例外がいくつかあるので注意です。以下の英単語はそれぞれの発音を覚えないといけません。
come (来る)
some (いくつか)
love (愛する)
done ( do [〜する] の過去分詞)
were (be動詞areの過去形)
give (与える)
have (もっている)
active (活発な)
live (住む、生きる)
語尾がmeの英単語2つ, veが語尾にある動詞の英単語には注意です。また、be動詞の are, were も例外です。
なぜ例外の綴りがあるのか?
元々、loveはluve、someはsum、comeはcumと綴っていたらしいのです。【a, e, i, o, uの読み方】で説明したとおり、uは「アッ」という発音です。元々の発音はそのままで、uの文字のほうがoへ書き換えられてしまったために、例外になっていると言われています。じゃあ、eはどこから来たのか?というと完全な謎のままです。なぜuをoに書き換えないといけなかったのか、については【なぜ英語は難しいの?】で説明しています。
アルファベットの「名前」も、英単語を読む中では使われることがあります。語末にeがつく単語は、eは発音しません。その代わりに、そのeに近い母音をアルファベット読みします。このルールは、「サイレントe」や「マジックe」と呼ばれることがあります。馴染みのあるアルファベットの「名前」で読めるので、ぜひ身につけましょう。