ネスのトスハメ、カービィのテイル連打など、一部のお手玉系のコンボを喰らってしまった時、
上ずらしをすることでコンボの被害を比較的少なく抑えられる場合がある。
そんなときによくあるのが、
上ずらしで2段ジャンプが暴発してしまって、
いざジャンプで逃げようと思ったタイミングで何もできずに結局死んでしまうというケース。
だが実際は、
上ずらしによる意図しないジャンプ暴発は、
仕様上は完璧に防ぐことが可能だったりする。
というわけで、ジャンプが暴発しないように上ずらしをしてみた動画があるので見て欲しい。
なお、ずらしの方法についてはヒットストップずらしについてを参照。
上ずらしの際のスティックの移動の範囲が
動画の範囲に収まればジャンプは出ない。
▲この範囲で綺麗にスティック移動ができれば、ジャンプの暴発しない上ずらしになる
実際は、スティックの溝から少し横にはみ出してしまっても問題無い。
意識さえすれば、ジャンプの暴発しない上ずらしはそれほど繊細なスティック入力ではなかったりする。
ただし、半月ずらしを行うために最初にスティックを上に倒す必要があるため、
その時にはじき入力をしてしまうと、はじき入力の2F先行入力がかかるため、ジャンプが暴発する危険がある。
最初にスティックを上に倒す時は、自キャラが喰らい硬直中であることを確認してからやるか、
はじき入力にならないようにゆっくり倒そう。
ちなみに、最後の最後でコンボを抜ける時にジャンプで暴れる場合は、
当然ジャンプを潰されればジャンプが無くなるので、そこはプレイヤーが判断をするしかない。
上ずらしでジャンプが暴発する理由は、
半月ずらしの入力が雑で、スティックが横まで大きく移動してしまうからだ。
雑という言い方は語弊があるかもしれないが。
先ほどの動画では、左の親指1本で上方向の半月ずらしを行っているので
スティックの移動範囲を考慮しながらジャンプが暴発しないずらし入力をするのは難しくない。
しかし半月ずらしの入力方法論は色々あり、
入力しやすい代わりにスティック移動の範囲が広くなりやすいものもある。
そういったずらしを採用している場合は、上ずらしでジャンプが暴発しやすい。
なんにせよ、上ずらしが必要な際にジャンプが暴発すると大抵死ぬので、
ジャンプが暴発しないずらし方は必修だと思う。
落下速度が速く、お手玉されやすいキャラを使っている方はなおさらだ。