空中から地上に着地すると、着地モーションが発生する。
着地モーション中は基本的には動けない。
着地時の状況により具体的な硬直は異なるが、
着地時の動けない時間は着地隙と呼ばれる。
完全に無防備で隙だらけな時間であるにもかかわらず、
着地するたびに必ず発生してしまうので
立ち回り上では非常に大きな意味を持つ。
特殊な状況を除き、基本的に64スマブラの着地隙は4Fか8Fとなる。
通常の着地隙は4Fであり、
急降下状態のときは8Fになる。
攻撃技を出し、着地キャンセルをした場合もそれぞれ同じ。
たったの4Fと思うかもしれないが、
スマブラでは咄嗟に出せる技が限られているため、
4F+初動分のフレームが隙になると考えると結構バカにできない。
▲成功してると着地時のしゃがみモーションが無い
ジャンプの頂点近くで着地したときや
ネスのウェーブダッシュなど、
下降速度が非常にゆっくりなときに着地すると
1F乗りという非常に着地隙の短い着地になる。
成功すると名前の通り着地隙がたったの1Fになる。
ちなみに1F乗りといえども着地キャンセルは必要。
実戦的には
2段ジャンプで台の上に乗るときに1F乗りを狙いに行くことが多いが、
難易度は高いので成功率100%を目指すような類のテクニックではないと思う。
それとは別に
キャラ別に簡単に1F乗りを起こせるシチュエーションがあるので、
1F乗りが簡単にできる動作は覚えておこう。
ヨッシーとプリンとカービィを除いて、
上Bを出した後はしりもち落下状態になる。
上Bのモーション中に着地した場合も大体同様。
このときの着地隙は技別に異なる数値に設定されているが、
通常の着地隙に比べて非常に長い。
ちなみに急降下はしてもしなくても着地隙は変わらないようだ。
どちらにしろこの着地は完全に隙だらけなので、
この硬直中を狙われると、ひとたまりもない。
復帰時にはどうしてもこの着地隙を晒してしまうシチュエーションが多いので、
崖キャンや風キャン、崖つかみ、角当てなど様々なテクニックを駆使して生き残ろう。
キャラ別の上B後のしりもち落下の硬直フレームはこんな感じになっているので
相手の着地隙を狙いたい場合は参考に。
基本動作・応用編の崖キャンセルと風キャンセルの項目を参照。
崖キャンや風キャンに成功すると、しりもち落下の着地隙は無くなる。
しりもち落下の着地隙は致命的すぎるが、
実戦的には崖つかみなどの回避方法は潰されていることが多い。
崖キャンは狙って毎回必ずできるようなものでもないが、
成功しないと必ず死ぬという状況の方は珍しくもないので
狙うだけ狙ってみるしかない。
マリオのファイアボールなど、
モーション中に着地しても着地モーションが発生しない技を出しながら着地する。
この方法で理論上は着地隙を1Fまで軽減できる。
実戦的には着地隙軽減という意味ではあまり使われないが、
B技を出しながら着地するという動き自体はよく使われる。