Nobuyuki Tsujii 2013 North America Tour - Part 3

March 8 - 10 Vancouver, Canada - Nobu really made quite an impression at this stop, judging from the postings.

March 4  Welcome back to North America, Mr. Tsujii, to resume your successful 2013 North America Tour!

On this part of the tour, Nobu will perform recitals at 8 venues: March 10 Vancouver in Canada, then these cities in the U.S.A: March 13 Fort Collins (Colorado), March 15 Allentown (Pennsylvania) , March 17 Rockport, Maine, March 19 Athens (Georgia) and March 23 Stuart, Florida.

Please scroll down to read news and comments about the Vancouver stop.

March 8 Friday  5:00 PM to 6:00 PM

A Fireside Chat with Mr. Nobuyuki Tsujii

St. John's College University of British Columbia  (photo left)

http://www.eventbrite.ca/event/5393736812#

Mar 10 SUN 7:30PM Vancouver, Canada

Chopin, Debussy recital

Roy Barnett Recital Hall University of British Columbia, Vancouver, Canada

http://www.music.ubc.ca/fileadmin/user_upload/music/concert_calendar/1213_ubcmusic_concert_calendar.pdf  (P. 11)

St. John's College UBS. Image via Internet link

July 2, 2013

A belated find of a comment posted to YouTube video https://www.youtube.com/watch?v=KKDdK7LucXA

I'm a classical music prof in my 50s, and was privileged to hear Tsujii (now 25) play a recital at the University of British Columbia last night. Afterwards, at least three men told me they were in tears listening to him, and I was struggling myself. You will see pianists with amazing technical skills and musical sensitivity, but you will never see a pianist play with such incredible joy, as if the piano was an extension of his entire being. If he ever comes to your town, BUY A TICKET FAST!!  (3 months ago)

March 25

The tour is sadly over, but just today I stumbled upon another great blog post from Vancouver - with good photos of Nobu! http://canadaculture.blog.fc2.com/blog-entry-71.html   The blogger wrote: 辻井伸行さんがピアノに座り、ドビュッシーの『月の光』を静かに弾き始めたとき、じわ~っと涙が出てきました   "When Mr. Nobuyuki Tsujii sat at the piano and began to quietly play Debussy's "Light of the Moon", my tears came out".   And there is a follow-up post http://canadaculture.blog.fc2.com/blog-date-201303.html#entry72.   Photos displayed via Internet links.

Photo of Nobu performing at the March 8 Q&A

Photo of Nobu at the SOLD OUT recital on March 10

Photo of Nobu with the blogger and Stefan Sunandan Honisch, the UBC graduate student (in wheelchair,) who initiated the effort to invite Nobu to perform at UBC

March 17

Still one more glowing blog post from Vancouver, Canada:

http://blog.livedoor.jp/cosana01/archives/2013-03.html <Very detailed description of the question and answers at a session on March 8 at UBC, Vancouver>

2013年03月17日

辻井伸行さんQ&Aのお話。

Mar 17, 2013

Story of the Q & A of Mr. Nobuyuki Tsujii.

客席からの予めカードに書き込まれた質問を司会者さんが読み、辻井さんが応えていきます。

... 終了後、

なんと参加者全員、辻井さんと握手させて頂きました

柔らかくて大きな手でした。

The presenter read the questions that have been written by the audience on cards in advance, and Mr. Tsujii responded."

When it was over, Mr. Tsujii shook hands with all the participants. His hands are big and soft.

March 15

http://jp.bloguru.com/emerald/169225/3102013

part 2 of a blog post by someone who traveled from Seattle to Vancouver for the concert - part 1 is here - with photos that do not show Nobu

2013-03-15 00:29

辻井 伸行さんのコンサートパートⅡ 3/10/2013

日曜日は、お天気がイマイチと聞いていましたが、夕方近くになると晴れてきて、まるで辻井さんのコンサートを祝福しているようでした。

コンサートホールは、200人ちょっとしか入れない小さなコンサートホールでした。早めに入場したため、前から4列目のピアノの真正面という素晴らしい席を得ることができました。音がダイレクトに響いてそれはそれは得がたい経験となりました。

東日本大震災2周年ということもあって、日本人も多かったです。後ろの席の人が話していましたが、ここのチケットは二日で売り切れたそうです。手に入れられて本当にラッキーでした。

学長さんの挨拶も東日本大震災の犠牲者を悼み、被災者を思いやり、一日も早い復興を願うお話をされました。

辻井さんも最後に多くの人が東日本大震災の救援をしてくださったことに感謝の言葉を述べられていました。そして彼が世界的に認められたきっかけになったヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの名前の主ヴァン・クライバーンが今年の2月に亡くなったのをも悼むコンサートでもあったようです。

アンコールも一度ならず、5回も応えてくださって、本当に感動の嵐のコンサートでした。

そのアンコールの曲目であったリストのラ・カンパネーラです。

Nobuyuki Tsujii concert part 2 (March 10)

Sunday, I had heard that the weather was not good, but it turned sunny in late afternoon - seems a blessing for the concert of Mr. Tsujii.

Concert hall was  a small venue that seats  a little over 200.   Because I acted quickly, I was able to get a great seat directly in front of the piano in the fourth row from the front. That it was a valuable experience to direct the soundechoing.

There is also the fact that it was the second anniversary the Great East Japan Earthquake. There were many Japanese.  People seated behind me were talking about that the tickets sold out here in two days.  I was lucky to have gotten mine.

The <UBC> president greeted us and spoke his mourning for  the victims of the Great East Japan Earthquake, and expressed his hope for a speedy recovery.  Mr. Tsujii thanked the many people who helped with the relief effort for the earthquake.  He also mourned the passing of Mr. Van Cliburn the competition in whose name triggered his global recognition.  Mr. Cliburn passed away in February of this year.

He played encore more than once, returning to the stage 5 times.  It was a really inspiring concert.

One of the song was Liszt's La Campanella.

Comments

1.

ホント素晴らしかったでしょ!

指もよく見えましたか?

私は前から3番目のひだりだったので指がはっきり見えてよけいすばらしかったですよ。

今は感動を忘れつつあります。時々YouTubeで観ています。

おっかけしてみ

It really was great!

Did you see the fingers well?

I was just amazed by his fingerwork, because it was clearly visible from the front left of the third row..

I am beginning now to  forget the excitement. I sometimes watch YouTube.   I'd like to see him again.

2.

今最も世界から注目されているピアニスト。

200人ほどの中で前から4列目で聴けたことは最高ですね。

演奏者をダイレクトに感じることのできる場所で聴くことが出来たことは本当にラッキーでしたね。

This pianist is receiving the most attention from the world now.

It is the best you can ever do to listen to him in the fourth row from the front in a venue of about 200 people.

To be able to listen to him where you can feel the performace directly - you were really lucky.

3.

想いが一つになったコンサートでしたね。

ピアノの調べがいつまでも心に呼応している感じでしょうね。

It was a concert that was thought to be one.

It must be an examination of the piano are feeling in response to heart forever.

March 14

http://ameblo.jp/em-canadalife/entry-11490267162.html

辻井伸行さんから学ぶ子育てのヒント Parenting tips learned from Mr. Nobuyuki Tsujii

2013-03-14 16:33:22

This blog post describe the March 8"Fireside Chat" in Vancouver.  This blogger echoes what another blogger has written, about how good Nobu is at answering questions.  The post is long, but describes the Q&A in details.  Here is a sentence from it:

応える辻さんはひとつひとつ笑顔で丁寧に全ての質問にポジティブな答えを返してらっしゃいました。 Mr.Tsuji answered the questions carefully and positively, one by one, with a smile.

And this blogger also posted about the recital that took place on March 10 - very lengthy and detailed - with photos: http://ameblo.jp/em-canadalife/entry-11488836082.html

辻井伸行さんリサイタル! Mr. Nobuyuki Tsujii recital!  2013-03-13 06:10:38 

image via Internet link

March 13

From someone who was with Nobu and his manager (Mr. Asano) much during this stop in Vancouver, a blog post with moving details -- scroll down for English translation.

http://playwork.exblog.jp/17453609/ 

 <バンクーバー日記 ー雨ときどき晴れー Vancouver Diary - Sunny, sometimes rainy >

[ 2013-03-14 01:45 ]

ピアニスト辻井伸行さんをお迎えして 

3月7日から数日間にかけて、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)St. John's College, Access and Diversity, School of Musicによる主催で、ピアニストの辻井伸行さんをお迎えいたしました。

素敵なご縁に恵まれて、主催者側として、辻井さんとマネージャーさんのご訪問のお手伝いをさせていただくことができたことに、まず感謝。

数日間にかけてご一緒させていただいた時間は、感動の連続。辻井さんとマネージャーさんのユーモアに大笑いすることも多々あり、文字通り涙と笑いにあふれる時間を過ごさせていただきました。まるで宝石箱をあけるようなキラキラとした思い出です。

そもそもなぜ辻井さんをお迎えすることができたかというと、全てはセントジョーンズカレッジの学生、Stefan Honischくんの提案により始まりました。

Stefanは現在、教育学の博士論文執筆中。彼の論文のテーマは2009年に辻井さんが優勝を果たしたVan Cliburn Competitionについて。ステファン自身もピアニストだということ、そして彼は足が不自由だということもあり、障害と芸術について考察を進めてきました。

そして1年半前、ステファンはセントジョーンズカレッジで辻井さんを招待できないかと提案したのでした。

大学組織がイベントを開催する場合、学生が学術的に向上することが第一の目標になります。スーパースターの辻井さんをお招きするにあたり、たくさんのお客さんに高額のチケットを買ってもらい、大きなホールを埋め尽くす、ということではその意義に反します。

商業的な目的ではなく、大学のアカデミックエクセレンスのためになること。

それを目指して、今回はSt. John's College UBC, UBC Access and Diversity, UBC School of Musicによる「音楽や芸術とバリアについて」探求するシリーズ"disAbility and the Arts"のシリーズの一環として、辻井さんをお迎えすることになりました。

そのことについて快く承諾して下さった辻井さん、そして関係者の方々に感謝を申し上げます。

そのようなわけで、3月10日(日曜日)に行われたコンサートも、ピアノソロ演奏には最適で、辻井さんの演奏を近くで感じることができる、200席のこじんまりとしたホール。あくまでも学生のためのイベントですから、チケットの価格も学生は15ドル、一般でも20ドル。一般に解放されたチケットも2日間であっという間に完売となりました。

そのコンサートに先立って、3月8日(金曜日)

はセントジョーンズカレッジで辻井さんへの質疑応答のイベントが開催され、お手伝いさせていただきました。120名ほどの学生やお客様がいらっしゃいました。こちらは無料のイベントです。

辻井さんに対する会場からの質問を募集し、直接お訊ねして、答えていただくというイベントですが、「一日何時間練習するのですか?」という質問から「音楽はバリアフリーだという考え方について聞かせてください」という質問まで丁寧に答えていただきました。

その中で特に心に残ったのは、彼の前向きな考え方、感じ方、生き方です。

例えば、「辛いときはどうやって乗り越えますか?」という質問には「んー、あまり辛いと感じることはないんですけど。。。。」という前置き。マネージャーさんもおっしゃっていましたが、過酷なツアーのスケジュールでもいつも元気、弾きにくかったり、あまりコンディションのよくないピアノを弾かなくてはいかなくても決して文句を言わず、心を込めて演奏されるのだそうです。(実際、到着直後から最後まで全く疲れを見せず、びっくりしました。)

また、日本人として西洋音楽を演奏することについてどう思うか、という質問についての答えも、日本の音楽環境の素晴らしさ(音楽高校や大学、先生が充実していてそれらのサポートを受けられる)に言及し、日本人が西洋音楽をすることに対するネガティブな要素に対する言及はなし。そこがまたなんて素晴らしいんだと、心の中でうなってしまいました。

10日のコンサートは300人のウェイティングリストだということを知って、チケットを取れなかった方のために、このイベントの始めと最後にショパン、ドビュッシー、リスト、ご自身の作曲の計7曲を弾いてくださいました。たっぷり2時間、感動で胸がいっぱいのイベントになりました。

そして10日夜。辻井さんの強い希望により、ちょうど2年前の同じとき(バンクーバー時間)に起きた東日本大震災の犠牲者に捧げるコンサート。

これはもう。。。。素晴らしい演奏に会場が感動に包まれ、異次元の世界にいるような気持ちになりました。私と夫、涙を流して感動。ちらっと見ると、UBCの学長ご夫妻も涙を流して感動。特にドビュッシーの演奏は素晴らしく、「あんなにエネルギーあふれて、胸に響くドビュッシーは初めてだった」と言っていました。

アンコールでは辻井さんが英語で「東日本大震災の犠牲者に捧げる曲です。たくさんの支援ありがとうございます」とおっしゃって、ご自身の作曲した「それでも、生きてゆく」を演奏。震災による犠牲者、そして今なお苦しみの中にいる方々への祈りの気持ちで会場がひとつになりました。

もうそこからは鼻水をすする音がどんどん増えたような。。。

その後も何度もアンコールに応えてくださり、最後はリストのラ・カンパネラでコンサートの幕を閉じました。

コンサート後のレセプションでは興奮覚めやらず、出席者の皆がいかに感動したか伝え合っていました。演奏後疲れているだろうに、最後まで皆とお話をして下さいました。皆の感動と感謝の気持ちが辻井さんとマネージャーさんにきちんと伝わっていますように。

そうそう、さきほど散歩していたら、今回ボランティアをしてくれたオペラ専攻の学生にばったり会い、「昨日のコンサートどうだった?」と聞いたら、

「it was amazing, just ammmmmmmm(目を閉じて)azing...!

あんな風に演奏する人は初めて。とても新鮮で、若々しくて、言葉なんて何もいらない、彼の奏でる音楽が全てを語っていた」と言っていた。

本当にその通りでした。

素晴らしい時間の連続で、記憶がフレッシュなうちに書き留めておきたくて、思いつくままに書きましたが、またじわじわと感じたことなどは、改めてお伝えできればと思います。

Welcoming pianist Mr. Nobuyuki Tsujii

In the few days since March 07, under the auspices of  (UBC) St. John's College, Access and Diversity Program, and the University of British Columbia School of Music, I  greeted Mr. pianist Nobuyuki Tsujii. As the organizer, I first thanked Mr. Tsujii and his  manager for the visit,  and offered my help.  The time that  we had together during the next few days was a continuum of excitement. There were also many a good laughs to humor Mr. Tsujii and managers.  I was allowed to spend time full of laughter and tears, literally. It is the memories like openning a box of sparkling jewels.

The reason why I was able to pick up Mr. Tsujii in the first place: it began with a proposal by Mr. Stefan Honisch, a students of St. John's College,

Currently, Stefan is writing his doctoral dissertation. His thesis is about the 2009  Van Cliburn Competition  won by Mr. Tsujii. Stefan is a pianist Stefan himself, with disabled legs, and interested in promoting discussions about art and disability.

About a year and a half ago, Stefan proposed to invite Mr. Tsujii  to St. John's College. 

The primary goal of the  university  is to hold events that will improve student academics.  A superstar such as Mr. Tsujii can fill a large hall with audience who buy expensive tickets.  But the university's objective for the invitation is for academic excellence, not commercial gain.

To that end, we welcome Mr. Tsujii as part of the series "disAbility and the Arts" to explore "on the barrier and music and art", sponsored by  St. John's College UBC, UBC Access and Diversity, and the UBC School of Music

I have to thank everyone involved for the happy acceptance by  Mr. Tsujii of the invitation.

As such, a concert was to take place on Sunday, March 10.  The coze concert hall with 200 seats is perfect for piano recitals, where one can can feel close to Mr.  Tsujii.  Because it is an event for students, the ticket price was $15 for students,  $ 20 general.  Tickets were quickly sold out in two days after they were released to the public.

Prior to the concert, March 8 (Friday)

Question-and-answer event with Mr. Tsujii was held in  St. Johns College.  I was happy to help. Was another of about 120 students and customers. This was a free event.

Mr. Tsujii answered questions from the audience directly.

Questions range from  "How many hours a day do you practice" to "Please tell us about the idea of  barrier-free music ".   He answered the questions carefully.  In particular he left in my heart his positive thinking and feeling for life.

For example, when answering the question "Is life painful, how do you overcome it? "  He started with "I do not feel that my life is very painful".

His manager said that he is always healthy, even on a tough touring schedule.  He never complains about difficulty of playing, such as when the piano is in poor condition.  It has been said that he plays from the heart.  (In fact, from immediately after his arrival through all the way to the end of the visit, he never showed any fatigue. I was surprised.)

He was also asked what he thinks about playing Western music as a Japanese, In answer to the question, he talked about the splendor of the musical environment of Japan (with the support and enhancements of  high school and college music teachers). There was no reference to the negative connotation of the question of  Western music to Japanese.  I thought that was wonderful.

For the concert on the 10th, there was a waiting list of 300 people who did not get a ticket.  He played  works by Debussy, Chopin, a Liszt, and a composition of his own.  For two hours, my heart was full of excitement.

As the recital took place in the evening (Vancouver time) of the 10th,  it coincided with the time of the earthquake two years ago.  Mr. Tsujii strongly desired to dedicate the concert to the victims of the Great East Japan Earthquake.

The audience was engrossed by the impressive performance. I got to feel like we were transported to  a world of different dimension

My husband and I were moved by tears. When I glanced, the wife of  the president of UBC was also in tears. 

Debussy's music was especially excellent.  She said, "Full of so much energy.  It was the first time that Debussy resonates in my heart".

Mr. Tsujii said in English: "Thank you very much for your support.  This is a song dedicated to the many victims of the Great East Japan."  

"Still, we live", which he composed himself, was played for encore. The venue became one with the feeling of prayers to the people sufferings of the earthquake victims.

There was increasing sounds of runny noses. .

After many encores, he finally closed the curtain of the concert with Liszt's La Campanella.

I woke up to the excitement of the reception after the concert,

The attendees told each other how impressed they were with the performance.

Instead of being tired after playing, Mr. Tsujii spoke to  everyone until the end.

Everyone was impressed and grateful to Mr. Tsujii and his manager.

And, just now as I walked, I ran into some opera majors, one of whom volunteered his/her time <at the concert>.  I heard him/her being asked: "How was the concert yesterday?" And, the student said (eyes closed) "It was amazing, just ammmmmmmm ...! I have never seen anyone who plays like that. Very fresh, youthful. I do not have any words for it.  His music says it all."

Exactly.

It was such a row of great time.

I wanted to make a note while the memory was fresh,

So I wrote without a plan.

I think and feel, such as it was gradually, and I would tell you once again.

March 13

Nobu filed a recital report, with 3 photos, such as this one presented via Internet link

13年3月10日(カナダ)

ヴァンクーヴァー

学生数4万人というブリティッシュ・コロンビア大学、そのセント・ジョンズ・カレッジ主催、ロイ・バーネット・ホールでのリサイタル。

日曜日の夜のコンサート(午後7:30開演)は珍しいです。日本時間では3月11日の午後にあたります。

この日のコンサートは震災の被災者と、最近亡くなられたヴァン・クライバーン氏に捧げられました。

アンコールは、ショパンのノクターン第8番と自作の「それでも、生きてゆく」。

鳴り止まない拍手にお答えして、更にリストの「ラ・カンパネラ」、ショパンの「別れの曲」を演奏しました。

March 10, 2001 (Canada)

Vancouver

At the University of British Columbia, with 40 000 students.  The recital, sponsored by the St. John's College, was held  at Roy Barnett Recital Hall.

It was a rare Sunday evening concert  (starting 7:30 pm), which coincided with the afternoon of March 11 in Japan time.

The concert was dedicated to the victims of the earthquake, and to Mr. Van Cliburn who recently passed away.

For encore, performed  Chopin's Nocturne No. 8 and my own "Still, we live."

Responding to  ringing applause, I further played Liszt's  "La Campanella" and Chopin's  "farewell song".

March 12

This just came up on the web: a  lengthy article that appeared in  Vancouver's Economics News 経済新聞 (in Japanese) - it is about the March 10 recital of Nobuyuki Tsujii.  It mentions that Nobu commemorates the 311 earthquake, and also dedicated the performance to Mr. Van Cliburn.   The photo below accompanies the article, the text of which is copied below for preservation.

image via Internet link

3.11 あの日を忘れない−みんなの経済新聞ネットワーク

ヘッドラインニュース

辻井伸行さん、バンクーバーでリサイタル-震災への思いを込め、聴衆魅了

(2013年03月13日)

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日本人ピアニスト、辻井伸行さん

バンクーバーのUBCにあるRoy Barnett Recital Hall (6361 Memorial Road, Vancouver)で3月10日、日本人ピアニスト辻井伸行さんがリサイタルを開催、心に響く澄んだ音色で聴衆を魅了した。St.John’s College UBC、 UBC The School of Music 、 UBC Access & Diversity の共催。

リサイタル前インタビューに応じた辻井さんは、今回の演目であるショパンとドビュッシーの曲について「どちらも小さいころから大好きな作曲家。ドビュッシーはフランスの作曲家で色彩感があり絵画的な曲が多く、ショパンは優雅さ、エレガントさ、祖国への愛を感じる作品などがある。美しい曲ばかりなので聴いていただく方にも楽しんでもらえるのでは」と話した。特にショパンについては「小さいころからよく弾いていたので、弾いていたら多くの思い出が浮かんでくる」ほどの思い入れも。

日本国内だけでなく、海外での演奏も多い辻井さんはツアーの多い日々を「時差ぼけもしないし新しい街に行くのをとても楽しんでいる。旅も好きだし食べることも大好きで日本食以外でも大丈夫なので、訪れた街ではその土地の食べ物や飲み物を試している。旅の多い)音楽家として旅が好だというのは良かったなと自分でも思う」と笑顔を見せる。

音楽が好きな母親の影響でいつも身近に音楽があったという辻井さん。子どものころにもピアノの練習が嫌だと思ったことは一度もなく「ピアノを弾くことが大好きだし、人前で弾くことも好きなので、自分のピアノを聴いて喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい、そう思うと練習も楽しんですることができる。やはり音楽は楽しむものだと思うので」とピアノの楽しさを話す。

自作曲も多く発表しているが、「自然の中で小鳥のさえずりや、川のせせらぎ、風の音などを聴いていると曲が浮かんでくることが多い。今後は映画音楽もまたやってみたいし、もっと勉強してソナタやコンチェルトなども書いてみたい。将来色んな方に演奏してもらえるような曲が書けるようになりたい」と意欲を見せる。

ピアノ曲に関しては「大好きなショパンをもっと弾きたいし、ベートーベンのソナタも全曲弾いてみたい。ドビュッシーももっと弾きたいし、きりが無いくらいたくさん弾きたいピアノ曲がある。まだ若いのでこれからもっと勉強していろいろな作曲家の作品をレパートリーを増やして世界にはばたけるピアニストになりたい」と尽きない希望を話す。

クラッシック以外の音楽も好きでプライベートでは「友人たちと行くカラオケで氷川きよしさんの曲を歌うのが好き」という一面も。近年増えている他のジャンルの音楽家との共演も「素晴らしい音楽家の方がたくさんいるので、良い刺激ももらえありがたいと思っている。今後も機会があればどんどん挑戦していきたい」と意欲を見せ、「ジャンルや言葉を越えても音楽は世界共通なので本当に素晴らしいなと思う」と音楽を心底楽しんでいる様子を見せた。

当日演奏されたのはドビュッシー作曲の「2つのアラベスク」「ベルガマスク組曲」「喜びの島」、ショパン作曲の「華麗なる円舞曲」「スケルッツオ第2番」「英雄ポロネーズ」など8曲。アンコールではリストの「ラ・カンパネラ」、ショパン「別れの曲」、震災への思いを込めた自作曲「それでも、生きてゆく」などを披露。澄んだ音色と曲の合間に見せる笑顔で満席の聴衆を魅了した。

日本時間では3月11日にあたる10日の夜に行われた今回のリサイタル。辻井さんはこの日の演奏を「震災で被災された方々とそのご家族、支援の手を差し伸べてくださった世界中の人々」と2月27日に逝去したアメリカ人ピアニスト、ヴァン・クライバーン氏にささげた。

Mr. Nobuyuki Tsujii, recital in Vancouver -  remembered the earthquake, captivated the audience

English translation here:  Vancouver, Canada interview March 13, 2013

先週UBCでコンサートを行ってくださったピアニストの辻井伸行さんが、コンサートで「それでも、生きていく」という被災者の方への応援を込めた曲を弾い てくださいました。この曲は本当に自然と涙がこぼれるくらい美しくて、本当に感動しました Last week the pianist Nobuyuki Tsuji performed a concert at UBC.  He  played a song called  "Still, we live"   in  support of the earthquake victims. . This song is beautiful and natural, and tears spilled much really.  I was really impressed.  -tweet

March 11

image via Internet link

在バンクーバー日本国総領事館 ‏@JapanCons_vanc

3 月10日、UBCのリサイタル・ホールで開催された辻井伸行氏のピアノコンサートに岡田総領事夫妻が出席しました。発売二日間で完売し、ウェイティング・ リストが300名を超えた注目のコンサートでしたが、満員の観衆に埋め尽くされ、いつまでも拍手がやまない素晴らしいコンサートでした。

Consulate-General of Japan in Vancouver tweeted:

March 10, a piano recital of Mr. Nobuyuki Tsujii was held at the Recital Hall of UBC, attended by Consul General and Mrs. Okada. The concert generated great interest. Tickets sold out within two days of release, and a waiting list was more than 300 strong. The venue was filled with a packed crowd; it was a great concert; the applause did not cease.

A twitter wrote: "A standing ovation and 4 encores!"

A blog post - with good comments

辻井 伸行さんのコンサート 3/10/2013

3.11の2周年にあたり、UBC(ブリティッシュ コロンビア大学)で、辻井伸行さんのコンサートが開催されました。 素晴らしい演奏に圧倒されました

Nobuyuki Tsujii's concert 3/10/2013

2nd anniversary of 3.11, Nobuyuki Tsujii's concert was held at UBC  (University of British Columbia) . I was overwhelmed by the wonderful performance.

March 10

We should see a  recital report on Nobu's own site soon.

Nobuyuki Tsujii Recital tonight. http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/ -tweet 4:45PM Vancouver time

At my request, this same tweeter wrote the next morning:

"It was not only amazing, but we saw a human being on the stage last night. Got to talk to him afterwords too!!!"   -tweet

A Japanese in Canada tweeted:

こちらも三月十一日になりました。 私は日曜日、UBCに辻井伸行さんのコンサートを見てきました。 どうしても見たくて、券を買えなかったのに行きました。立ち見でもいいと言ったら、キャンセルが出たとのことで観ることができました。嬉しかったです。It is March 11. Sunday, I was at a concert of Mr. Nobuyui Tsujii Tsujii . I  didn't have a ticket, but I wanted to see him anyway. I was able to see by canceled-out standing room only. I was happy.

March 9

Not much has been heard about the March 8 "Fireside Chat", but Nobu's webmaster posted a moving recital report., with three photos, one of which is shown below via Internet link

13年3月8日(カナダ)

ヴァンクーヴァー

ブリティッシュ州立大学(UBC)セント・ジョンズ・カレッジの一画をお借りしてUBCの学生さんや近隣の方とのQ&Aイベントを行いました。

日曜日のコンサートが完売で、希望しても聞けない方が多数いらっしゃるとのことで、いつもより多めに演奏しました。

演奏曲

ドビュッシー:月の光

ショパン:華麗なる大円舞曲

ショパン:ノクターン第8番

リスト:ラ・カンパネラ

以下3曲は自作で、

コルトナの朝

風の家

それでも、生きてゆく

(以上7曲)

March 8, 2013

Vancouver, Canada

A Q & A event was conducted at St. John's College of British State University (UBC) for the students and peope in the college's neighborhood.

The Sunday concert is sold out, and many people who come hoped to hear my music, so I played more than usual.

Songs I played

Debussy: Clair de Lune

Chopin: Large Brilliant Waltz

Chopin: Nocturne No. 8

Liszt: La Campanella

The following three songs of my own,

Morning of Cortona

House of wind

Still, we live

(7 songs )

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http://www.eventbrite.ca/event/5174027656?ref=ebtnebtckt#

Eventbrite Create an event Find events Questions? Contact the organizer

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Nobuyuki Tsujii, piano

Sunday, 10 March 2013 at 7:30 PM (PDT)

Vancouver, British Columbia

Nobuyuki Tsujii, piano

Ticket Information

Event Details

St. John's College , UBC School of Music, and UBC Access & Diversity are excited to present our

signature event in the series 

Beyond the Screen: disAbility and the Arts

Credit: Yasuko Shiratsuchi/ Avex Classics International

Blind since birth, Nobuyuki Tsujii was joint Gold Medal winner at the 2009 Van Cliburn International Piano Competition.  An inspirational musician with a formidable technique and a natural gift for pianistic color, he has earned international recognition in recent years for the excitement of his live performances.  As a concerto soloist he has appeared with the Mariinsky Orchestra and Valery Gergiev, the Philharmonia Orchestra and Vladimir Ashkenazy, the BBC Philharmonic and Yutaka Sado and the Orchestra della Svizzera Italiana and Thierry Fischer among others.  Future engagements include his Carnegie Hall orchestral debut with the Orpheus Chamber Orchestra, his debut with the Seattle Symphony under Ludovic Morlot and a major Japanese tour with the BBC Philharmonic, Yutaka Sado conducting. As a recitalist he gave a sold-out solo performance at Carnegie Hall’s Stern Auditorium in 2011, and has also given recitals at the Aspen and Ravinia Festivals and in Washington D.C, Boston, Berlin and Munich.

In his home country he has appeared as a soloist with all the major Japanese orchestras including NHK Symphony, Yomiuri Nippon Symphony, Tokyo Symphony, Japan Philharmonic and Orchestra Ensemble Kanazawa. He records exclusively for Avex Classics, and has made a number of best-selling discs in recent years including Rachmaninov's Piano Concerto No. 2 with DSO Berlin, an all-Chopin recital disc, Tchaikovsky's Piano Concerto No. 1 with Yukata Sado and the BBC Philharmonic, and Mussorgsky’s Pictures at an Exhibition.  A live DVD recording of his 2011 Carnegie Hall recital has recently been released and is distributed by Naxos in the US and Euroarts in Europe.

Nobuyuki Tsujii’s international tours are supported by All Nippon Airways (ANA), and he gratefully acknowledges their assistance.

March 7, 2013 A lecture/concert: "Introduction to the Repetoire of Chopin and Debussy"

March 8, 2013 A fireside chat: with Mr. Nobuyuki Tsujii

March 10, 2013 A workshop: "Learning Music with a Learning Disability: Gifts and Challenges"

Mr. Tsujii will perform virtuosic solo piano works by Chopin and Debussy at the Roy Barnett Recital Hall at the UBC Point Grey campus.

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NOTABLE WEB POSTINGS

March 4 - I pity this blogger, a Japanese student in Vancouver, Canada, who somehow missed the news of Nobu's recital

http://blueskychopin.blog96.fc2.com/blog-date-201303.html

OH! MY! GOD!!!

3月3日・・・3日間降り続いた豪雨が嘘の様に今日は朝から快晴・・・・・・気持ち良い1日でした・・・・

ところが!ところが! 私とした事が、どうしてこの情報をキャッチ出来なかったのでしょう!

あらゆるコンサート情報や音楽組織には名前を登録し、ここバンクーバーで行われるクラシック音楽の情報は

逐一チェックしていたのに・・・・

彼が演奏に来られます。ここバンクバーに! しかも来週の日曜日に! しかもある大学が行うイベントですので

入場料がたったの$20ドル!!日本円で1800円!!

この方です。そうです。 辻井伸行さんです。http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/

先日亡くなられたピアニストのヴァンクライバーンが組織したピアノコンクールで日本人で初めて優勝されたのが辻井さんです。

不覚にも昨日の生徒さんに、この情報を聞き早速調べましが、座席は皆売り切れ。メールでしつこく尋ねてみましたが、

今回は座席数が少ないそうで彼の演奏を生で聞くのは断念せざるをえません。

生徒の皆さんに集合をかけてコンサートに行きたかったのに大変残念です。

OH~MY~GOD!!!

I  didn't know he is coming to Vancouver for performance.  Yes!   It is NOBUYUKI TUJII .

I always check to information but this time I missed it...

I asked to the organization but the tickets is sold out!!    I hope I will listen his piano soon!

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March 3 Heavy rain that lasted for three days... However, pleasant sunny morning today, like a lie! But! why didn't I catch this information! I registered for information on every classical music concert and music organization, here in Vancouver ..... had to check one by one and learned that he is coming to Vancouver next Sunday! And because it is a university event, admission is only $ 20! ! 1800 yen in Japanese Yen! ! That's right. Mr. Nobuyuki Tsujii. http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/

Mr. Tsujii  is the first Japanese to win the Van Cliburn Piano Competition, named for the pianist who passed away the other day. I heard this information form students yesterday, and was immediately defeated: all seats were sold out. I tried to ask insistently by e-mail, I cannot but give up to hear his live performances this time at a venue with such a small number of seats.  I'm very sorry I wanted to go to a concert for the students.

<The rest of the post is in English>

Feb 25

バンクーバー現地情報 ‏@LifeVancouver tweeted:

世界中から注目されている日本人ピアニスト、辻井伸行さんのリサイタルコンサートが3/10(日)に開催されます。 辻井さんのすばらしい演奏をぜひ聴きにいきましょう!... http://fb.me/2jnNJs32m  Mr. Nobuyuki Tsujii, Japanese pianist who has been attracting attention all over the world, will hold a piano recital on Sunday, 3/10. Let's go to hear the great performance of Mr. Tsujii!

Feb 9

在バンクーバー日本国総領事館 Consulate-General of Japan in Vancouver‏@JapanCons_vanc tweeted

3月10日(日)19時半から,UBCバーネット・ホールにて,ピアニスト辻井伸行氏のピアノ・リサイタルが開催されます。詳細はUBCのホームページをご覧下さい。http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/

(Sun) from 19:30, March 10, at UBC <University of British Columbia> Barnett Hall, recital of pianist Nobuyuki Tsujii will be held. For more information please visit the website of the UBC. http://Stjohns.Ubc.Ca/2013/01/tsujii/

Feb 1

St. John's UBC ‏@StJohnsUBC  tweeted

"Beyond the Screen: disAbility and the Arts" series http://stjohns.ubc.ca/2013/01/disability-and-the-arts/ …, with signature event, Nobuyuki Tsujii, piano, Mar 10, 7:30 p.m.

REGISTERED! RT@mlliu2006 Chat with Mr. Nobuyuki Tsujii. UB Vancouver. Friday, 8 March 5:00 PM (EST). FREE. eventbrite.ca/event/53937368

Jan 31/ Feb 1

いくしかねぇ!!!!!! <I am going!!> RT @mlliu2006 Nobuyuki Tsujii piano recital - March 10, 2013 at UBC, Vancouver, Canada.

http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/  -tweet

Feb 1

REGISTERED! RT@mlliu2006 Chat with Mr. Nobuyuki Tsujii. UB Vancouver. Friday, 8 March 5:00 PM (EST). FREE. eventbrite.ca/event/53937368…

Jan 21/ Feb 1

いくしかねぇ!!!!!! <I am going!!> RT @mlliu2006 Nobuyuki Tsujii piano recital - March 10, 2013 at UBC, Vancouver, Canada.

http://stjohns.ubc.ca/2013/01/tsujii/  -tweet

辻 井伸行がUBCに来るって友達がいってて「誰?」ってなって、でも思い出した。あの超有名なピアニストだ。 Nobuyuki Tsujii coming to UBC,  My friends went, "Who?  But I know him.  The ultra-famous pianist.  -tweet

2009年国際ピアノコンクール優勝者の辻井伸行さんが3月 上旬にUBCでコンサートするとの事!しかも驚愕のチケット$15!!!安すぎるやろ!!!!失礼ちゃうん!!!行ってきます!!!Mr. Nobuyuki Tsujii, the winner of the International Piano Competition in 2009, coming to a concert at UBC in early March! And the surprise: $ 15 tickets! ! ! Way too cheap! ! ! ! Downright rude! ! ! I'm going ! !  -tweet

http://bit.ly/ZtJ2dp