クラーク・テリー
Clark Terry ( December 14, 1920 – February 21, 2015)
「ベイシー・バンドは大学だった。しかし、エリントンオケは大学院だったんだな、これが」
("Count basie was college, but Duke Ellington was graduate school.")
クラーク・テリーはベイシーとエリントンの両方のオーケストラに在籍経験があり、
この言葉はその経験に由来するもの
(ベイシー・バンド ‘48-’51、エリントン・オケ ‘51-’59)。
若きマイルスの兄貴分的存在であり、
数少ない長生きしたジャズ・ジャイアンツである。
マイルスのエリントンへの絶対的な敬意への何%かは、
この兄貴分の存在があるだろう。
マイルスの項目、
エリントンにオーケストラへの誘われて、何重もの当惑の中で辞退したエピソードを参照。
全盛期に活躍したエリントニアンでまだ存命なのはこの人だけかも。
驚くべきことに(失礼)、まだ現役!
(残念なことに2015年に没)