(Albany Leon "Barney" Bigard, March 3, 1906 – June 27, 1980)
在籍期間:27 - 42
27-34, 40-42 という、戦前の2つの黄金期を支えたクラリネット奏者。
テナーも担当するが主にクラリネット・ソロを担当。
オットー・ハードウィックとともに、
以後のエリントン・サウンドの特徴となるクラリネットの彩りを加えた。
ビガードはニューオリンズ出身のクレオール。
キング・オリヴァー ~ エリントン ~ ルイ・アームストロングという輝かしいキャリアを歩んだ。
なお、エリントンオケ入団は28年1/1との説もあるが、ビガードの自伝によれば27年の12/30
(エリントンオケとコットンクラブの契約が始まったのは27年の11月)。
「Mood Indigo」の作曲者(エリントンとの共作)でもある
(Lyricsはアーヴィング・ミルズ。これについてはノーコメント)。
ビガードの自伝は『With Louis and The Duke』。今ならまだ入手可能です。
(2016.3)