William McLeish Smith (November 25, 1910 – March 7, 1967)
51年の「ホッジスの乱」により、ファン・ティゾール、ルイ・ベルソンとともに入団。
去ったのはホッジス、ソニー・グリア、ローレンス・ブラウンと大きな痛手だっただろうが、
ウィリー・スミスはホッジス、ベニー・カーターと並ぶスイング3大アルトであり、
大きな期待を持って迎えられたことが想像できる。
しかし、オケの在籍期間は1年間で終わる。
これはエリントンがスミスの音が満足できなかったとも考えられるが、
そもそもホッジスが帰ってくることを期待して、
あえてそのポストを流動的なものにしていたのかもしれない。
ホッジス不在の時期のアルト歴。
ホッジス (28年-'51 3月)
~ウィリー・スミス ('51 3月-'52 3月)~(Peter Kilbert)
~ヒルトン・ジェファーソン('52 4月-'53 3月)
~リック・ヘンダーソン ('53 3月-'55 6月)
~Virgil Davis ('55 3月-'55 8月)
~ホッジス('55 8月-'69 4月)