「腹が立った時の対処法」③
今まで
で、お話させていただいたように、
私が腹を立てた時に何をするのか?と言いますと、
1、どうして自分は腹を立てているのか?を考える
また、
どうして相手はそんなことをしてきたのか?
相手は何を思っているのか?を考える
2、どうなれば、私は納得して気が納まるのか?を考える
私はどうなることを望んでいるのか?を考える
また、
相手にはどうなってほしいか?を考える
3、神様はどう思われているのか?を考える
神様は私に何を伝えたいのか?を考える
今の出来事は、何を意味するのか?を考える
こう書いてみると、
考えてばかりですね(笑)
私が20代の頃、金光教フォーゲル連盟という青少年育成団体のリーダー研修会で、
フォーゲルリーダーレジェンドのお話を聴かせていただきました。
もう初めて聴くお話ばかりで、私は大変感動いたしました。
「金光教フォーゲルの教育原理/フォーゲルの求める人間像」
という講題だったのですが、
もう楽しくて面白くて興味深くて泣けて…
「この人すごい…」と、強烈に思わされました。
そのお話の中で、
「人間の体の中で一番大事なのはどこだと思うか?」という問いがありました。
そのリーダーが、頭の大怪我をした時に、有名な脳外科医に問われたそうです。
リーダーは「心臓かなぁ…」と言うと、
心臓は動物だってみんな持っているんだよ。頭だよ。頭。脳。
なぜ脳が大事かというのは素人にも分かるだろう。
体の中で、全てが骨で覆われている器官が他にあるか?
しかも、その固い骨と脳とが密着していたら、外のショックをそのまま受ける。
でも、ちょうどお鍋に水を張って、
そこに豆腐を浮かべたような状態になっているんだ。
だから、外のショックが脳には直接伝わらないようになっている。
君の場合は、その豆腐を入れた鍋をコンクリートの道に落としたようなもんで、
外も凹んだが中も崩れたねぇ。
外の凹みは外科的に簡単に治る。だけど中の崩れは治せない
と言われたんですね。
このお話を聴いた時から、私の中で、
「人間と他の生き物は何が違うのか?」という問いに対しての答えが
「脳がある」という持論になりました。(パクリました)
考えることができる。
失敗しても、どうして失敗したかを考え、学べる。
考えなかったら、人間ではない。
(あくまでも持論なので、お気になさらず…)
そしてもう一つ、これで話は終わらないですよね。
リーダーが「じゃあもう私は駄目ですか?」と問うと、
駄目だろうと思うだろう。ここからが問題だ。
ヒポクラテスの昔から、本当の医者は、自分の力で患者を治そうとはしない。
患者の持っている命の働きが充分に働くように、
どうするとどう働くかの仕組みを研究して、そのお手伝いをする。
それが医者だ。医学なんだ。
だから、君の脳の崩れは医者は手を出せない。
しかし、命の働きがしっかり働くように、絶対安静をまず守りなさい。
何故ならば、傷が広がらないように。
もう一つは、他にエネルギーが消耗されないように、そこに集中して治せるように。
二番目に、その力の元になる食べ物を、あまりガツガツ噛むと頭に響くから、
静かに静かに噛んで、充分にいただきなさい。
三番目位に、医者や看護士の言う事をよく聞いて、
薬を飲んでというような普通の常識があればいい。
と言われたようです。
大変な後遺症があったものの、そのおかげで治ったそうなんですね。
私は、
「私の知らないところで、命がお働きくださり、
私を生かそう生かそうとしてくださっているのだなぁ」
と思い、嬉しくなりました。
腹が立った時もそうですよね。
冷静になって考えてみたら、
「私も悪かったな…」と思う時があります。
それらも、命の働きだと、私は思います。
自分が思ったことであっても、思わされたことであり、
自分の力で成し遂げたものではないと思います。
金光教の教祖様は、
と、み教えくださいました。
また、教祖様が神様を求められ、
参拝される方が増えてこられるのを良く思われない方も出てこられ、
神様がお祀りされているものを奪ったり壊したりされた時に、
と神様はお知らせくださいました。
なので、私は腹を立てた時は、
神様は私に何を伝えたいのだろう?
私をどう助けようとされているのだろう?
と、考えるようになりました。
でも、
そんなことも忘れて腹を立ててしまう時もありますよね。
金光様に、「あなたでも腹の立つことがありますか」
とお尋ねされた参拝者の方がおられたという記録も残っております。
その時、教祖様は
と仰せになられました。
いついかなる時も、神様の思し召しのままに生きられたのだと、思わされます。
教祖様は腹を立てないようにと、お参りの方々におっしゃられたのですが、
どうして腹を立てないように言われたのか?
腹を立てていると、どうなるのか? そのことを次は考えていきたいと思います。