金光教の祭典の後に、「直会」というものがあったりします。
祭典後、みんなで一緒に食事をいただくことを、直会と言ったり、
神様へお供えをすると、「直会」と書かれた品物をいただいたり、
この「直会」って何なのでしょうね。
私としては、
神様にお供えさせていただき、召し上がっていただいたものを、
私たちが、神様からのお下りとして頂くことで、
神様と一つにならせていただきたい思いです。
天地のお恵みをいただくことにより、神様に身体の中に入っていただき、
悪いところがあれば、治していただく、整えていただく、元気にならせていただく。
自分一人だけ助かるのではなく、みんなが助かる。
そのような思いで、祭典後に神様のおさがりを皆でいただくことが、
直会ではないかなぁと思っております。
今まで、「お供え」について、色々とお話させていただきましたが、
お供えしたらお供えしっぱなしで忘れており、
お供えしたものを腐らせてしまう方も多いため、
直会についても書かせていただきました。
毎日お水をお供えされておられる方でも、
神様からお下げしたお水をいただかずに、
そのまま台所でジャ~っと流してしまう姿を見た時がありましたが、
かなりの衝撃でした。
私は生まれてから、お供えさせていただいたものは、ありがたくいただく。
これがセットになっていましたが、
「え? 供えたものを頂くんですか?」と言われる方も、当然おられます。
そりゃそうですよね。それぞれの当たり前がありますからね。
教会の御結界でおさげさせていただく「御神米」についても、
家にずっと飾ったまま埃をかぶり、
お米を全く頂かずに「これ、どうしたらいいですか?」と、
捨てるに捨てられず困っているという方もおられ、それもびっくりしました。
教祖様の御教えに
というものがありますので、
お供えさせていただいたものは、頂きます。
「頂く」というのも、痛むところにつけるなど、色んな頂き方がありますね。
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