2023年度第一回講話サロン(講師:伊藤ゆき先生)開催のご報告        

5月27日(土)、ネパール研究者の伊藤ゆき先生を発表者としてお迎えして、長らく開催が途絶えていた講話サロンが久しぶりに開催され、計14名の方々にご参加頂きました。

ネパールという国の成り立ちから国を構成する多様な民族及びその特徴について、そして伊藤先生が長年通うムスタンの地域文化についてなど、ネパールという国の多様性の根源をひとつひとつ紐解くように、様々な視点からお話頂きました。普段はなかなか聞くことのできないお話に参加者全員が自然と引き込まれ、盛況のうちに終えることができました。その後の懇親会も、美味しいタイ料理とお酒で大盛り上がりでした。

ご参加下さった皆様、そして突然のお願いにも関わらず短い滞在期間の中でお時間を割いてくださった伊藤先生、ありがとうございました!


主催者から一言

わりと堅そうかつ難しそうなテーマで、誰も来てくれなかったらどうしよう、と思いながらの開催でしたが、

蓋を開けてみると多彩な顔ぶれにご参加頂き、その後の懇親会も顔がわかる楽しい会合とすることができました。

当日急な用事で来られなかった方、「その日はどうしても!」とわざわざご連絡を頂いた方まで入れると20名強の計算で、

こういうサロンもイケそうです。

写真と当日の録音(!)を、日本人会でまとめますので、参加が叶わずがっかりしていた皆さん、乞う、ご期待!!

 

 

参加者の声

「職場の同僚や知り合いのネパール人達が、なぜそのように行動し、考えるのか、カーストを巡る時代背景と成り立ちを知ることで、

すとんと理解が出来ました。大変有意義なお話をありがとうございました。」

 

「いろいろ興味深いお話が聞けて良かったです。その中でも“一妻多夫”の話は少し驚きでした。

あと、現場重視の姿勢には共感を覚えました。そして子供4人、ネパール研究のきっかけはギャンブルだったというお話も。」

 

「ネパールの文化や歴史の奥深さに感動しましたし、また伊藤先生の人生とお人柄が素敵でまぶしく感じました。」