俵山トンネルルート開通
熊本地震で通行止めになっていた熊本と南阿蘇を結ぶ俵山トンネル(標高 510m)ルートが,12月24日に8ヶ月ぶりに開通した.暫定迂回路による復旧であるが,報道やその日のうちにアップされたYoutubeの動画をみると、曲がりくねった旧道は立派に整備されている(ライブカメラ).南阿蘇への峠越えのグリーンロードの標高(地蔵峠)は 1100m,先日の寒波の際は凍結で通行止めになった.先行き不安を感じていた周辺住民や関係者にとって,すばらしいクリスマスプレゼントになったようである.注)表阿蘇へのミルクロードの二重峠の標高は 660mである.
復旧工事中の地点は、地図上赤矢印 (A, B, C) で示した,迂回路は黄色の道路に赤点を打点した部分である.空港から南阿蘇方面へ向かう場合,県道225号線と県道28号線の交差点を右折し,大峯を回り崩壊した大切畑ダムの東側へ迂回する.
一般社団法人 みなみあそ村観光協会「南阿蘇への道案内」の図を利用しました.拡大、移動可能
一般社団法人 みなみあそ村観光協会「南阿蘇への道案内」の図を利用しました.拡大、移動可能
現在谷を跨いで架けられている桑鶴橋は渡れない.すぐ横の旧道が迂回路となている.さらにトンネルの入口手前も曲がりくねった旧道が整備され、風力発電タワーの直ぐ下を通過する.この迂回路の様子はライブカメラ(別ウインドウ)で見ることができる.
桑鶴橋 2013年のGoogleストリートビュー