日本の視力等級とFunctional Acuity Score
等級の色分けで迷ったところは、現行の「視力0.01に満たないもののうち。明暗弁のもの、または手動弁のものは視力0として計算し、指数を弁ずるもの[50cm以下]は0.01として計算する。のところです。
(は中央法規からでている身体障害認定基準のP92の表をみながら色分けしました。今後logMAR視力表の導入があることを考えるとここを議論する必要がありそうですが、FASでは0.01以下は0となっていることを受けて、0.01未満は0として区分けしてみました。参考資料
この定義では、 FASは
等級 1 : 0~-7
2: 15~-6
3: 34.2~11.4
4: 43.2~23.4
5: 50~38.2
6: 74.2~40.8
という分布になります。
視力と_FAS_値_2010.3.31.xls
をご覧ください。
0.6の視力がで6級と認められる一部の欄はWHOではlow visionと認めていません。
Class2, moderate vision lossには6級が入っています。
Class 3a,Severe vision lossは3-5級が入り乱れています。
Class 3b,Profound vision lossは2-4級
Class4はNear)Total blindnessも1-4級になります。
これは説得力のある表かと思います。
0.6を入れたのは免許基準を考慮したものと考えられ、
むしろ、多くの国のように、免許基準を0.5としてもよいのかもしれません。
nintei 103 日本の視力等級とFAS改訂版.docx