第66回臨床眼科でのFVSインストラクションコース

2012/10/28 第 66 回臨床眼科学会インストラクションコース 63

WOC2014 にむけて国際的視機能スコア Functional Vision Score(FVS)をマスターしよう

前列左から平塚義宗、加茂純子、柳澤美衣子、後列左から原田亮、瀬戸寛子、宇田川さち子、小野峰子

背景:日本における視覚障害の身体障害者認定基準には多くの問題点が指摘されている。一方、視覚障害を多角的に評価する新しい方法として2002年にColenbranderがFunctional Vision Score(FVS)を発表し、現在American Medical Associationもその使用を推奨している。また、近年国内においてもその有用性が報告され始めており、日本眼科医会公衆衛生部は2011年2月から12月にかけてFVSについての連載を「日本の眼科」誌上で行った。

目的:国際基準であるFVSについて理解を深め、実際の評価法を習得する。

タイムテーブル 担当 時間配分

1.FVSの概説(もともとは紙と鉛筆でできる) 平塚 10分

2.VAS,FASの算出方法 原田 7分

3.VFS,FFS,FVSの算出方法 例題1(同名半盲)を用いて 宇田川 15分

4.例題2(輪状暗点のある緑内障の解説) 小野 10分

5.Colenbrander-Kamo FVS計算シートの使い方 加茂 8分

6.参加者 例題 3実習 参加者 15分

7.例題3(中心暗点のある加齢黄斑変性症)の解説 瀬戸 7分

8.現在までの研究成果1 柳澤 7分

9.現在までの研究成果2 加茂 9分

10.今後の課題

杉浦先生はご公務で平塚先生が代行されました。 杉浦 2分

IC63-日 (1).pdf