ETDRSチャートがゴールドスタンダードであるが、1mチャートを用いることにメリットがある。
1m chartとクラスの結びつき
Colenbranderによるロービジョンチャートの解説PDF
チャートを6メートルの位置から1メートルの位置に寄せることによって、測定範囲を6倍にすることができる。
●正確な距離での測定を維持しやすくするために、Colenbranderチャートには1mのコードが付属している(新井氏のチャートにはコードはない)。必ずしも正面で見る必要はなく、もっとも見やすい位置を探してもらう。
●1mの距離では患者の腕がチャートに届く範囲となる。したがって、遠距離用のチャートで必要であったように検者が立ち上がってチャートをさす必要はない。 ・老視の患者には焦点をあわせるために、+1Dのレンズが必要であり、遠見用眼鏡に重ねて使用する。
●テストしない方の目を遮蔽子で覆ってもらう。(ハンドルを水平にもって、コードが視線を遮らないようにする。)
●コードをたわまないよう1mの距離を維持し、患者に文字を読んでもらう。
●もっとも小さな文字を読めたライン(5文字中3文字以上正確に読めた)を記録する。視力を「1/…」として記録する。
●読書視力の最良の測定には、患者に自分の固視能力を用いてもらう必要がある。それゆえ、単独の文字を患者に見せたり、文字をさしたりしてはいけない。
読書のための拡大を決めるには解説書のTableを参照のこと。
読める一番小さい活字Mx読書距離Dで拡大率が決まる。
Dはdiopterの書かれたメジャーを用いる。
ColenbranderのHPもご参照ください。Functional Assessment - Visual Acuity | Smith-Kettlewell (ski.org)
(PreciVision www.precision-vision.com
The 1 meter chart is at:
Other low vision charts are at: http://precision-vision.com/index.cfm/category/27/colenbrander-low-vision-tests.cfm?CFID=2109330&CFTOKEN=372d669370e0d441-6BDECA32-1372-F7D3-E2DA87812E1CCF70
日本の代理店URL:http://www.tmi-st.com
1m ロービジョンチャート 数字、形 http://www.tmi-st.com/robi.html
新井氏の1mロービジョンチャートもあります。約2万円(はんだやPDFの19ページ 重いです。)
読書速度の判定にはMNREADチャートを用いる。
東京女子大の小田浩一先生が翻訳開発されたものです。
[国際ロービジョン学会の理事、日本ロービジョン学会の理事もされています。)
logMAR進行になっていて、日本語版です。今後参考になるかと思います。
http://www.cis.twcu.ac.jp/~k-oda/MNREAD-J/