2010年1月より、甲府共立病院の眼科医を中心にソーシャルワーカー、視能訓練士が中心となって、視覚障害者のためのくらしの情報集の山梨県版をつくることから始まりました。盲学校の先生、社会福祉協議会の方、ライトハウスの相談員、患者会の代表、そして、県の福祉課の方も巻き込んで11月までに、岡山県の情報集から山梨県版への書き換えの会議を計6回開くことにより、第1版の完成をみました。
これを出版するためにバックアップを求めていたところ、ありがたいことに日本眼科医会より共催を得ることができました。
それと引き換えに眼科医が中心となって、視覚に障害のある方の社会適応訓練講習会(R2年よりロービジョンケア講習会)を開催することが義務付けられました。
年2-3回のペースで行ってまいりましたが、視覚障害者のみならず、我々の益にもなることが分かり、お題は尽きません。
以前より、ロービジョン関係の学習会をしておりましたが、2016-2018年にはLow Vision Rehabilitation: A Practical Guide for Occupational Therapists Second Edition Edition、 Whittaker 著を翻訳しました。病院にすでに雇われている理学療法士、作業療法士の一部が視覚にも関心を持ち、病院の中で初期の視覚リハビリができるようになるとよいと考えております。
視覚障害者にもスポーツができることが分かり、2016年10月22日の高平千世先生のチャレンジドヨガをきっかけに甲府共立病院の中でブラインドヨガを園原ハルカさんを講師に2016年11月10日 に始めました。2018年3月には高齢者住宅ももそのの多目的ホールで定期的に開催されることになりました。
最新情報はFacebook山梨県視覚障害を考える会のイベントページをご覧ください。
田辺眼科 田辺直彦が主催の視覚障害者のためのクライミングサークル「甲斐モンキー」も毎月開催されています。
理事の一人である盲学校教諭の酒井弘充はブラインドテーブルテニスやブラインド野球の名手でもあります。こちらも参加者をお待ちしています。
これらのサークルは視覚障害者が集まり、情報を交換する場ともなっています。医療者は逆に学ばせていただいております。
多くの皆様が参加してくださることを望みます。
2018年1月6日 山梨県視覚障害を考える会 代表 甲府共立病院 眼科 加茂純子
はじまりは、第1版編集委員会(2010年7月)
この情報集の更新をするのみならず、眼科医、視能訓練士、眼科スタッフ、リハビリ職員を巻き込んで、定期的な学習会を開催しております。
R7年度 会長 田辺直彦、副会長 加茂純子 、会計 吉田朋子、事務局 加茂純子、 広報 穂阪和宏 監事 酒井弘充, 大野修郎(兼顧問)
R6年度 会長 田辺直彦、副会長 加茂純子 、会計 吉田朋子、事務局 原田亮、監査 酒井弘充, 穂阪和宏(兼顧問)
R4~5年度 会長 加茂純子、副会長 田辺直彦、会計 吉田朋子、事務局 原田亮、監査 酒井弘充, 穂阪和宏(兼顧問)、金山佐保
R2~3年度 会長 田辺直彦、副会長 加茂純子 、会計 吉田朋子、事務局 原田亮、監査 酒井弘充, 穂阪和宏(兼顧問)、金山佐保
H30~31年度 会長 加茂純子、副会長 田辺直彦、会計 吉田朋子、事務局 原田亮、監査 酒井弘充, 穂阪和宏(兼顧問)、金山佐保
H28~29年度 会長 加茂純子, 副会長 田辺直彦, 会計 吉田朋子, 事務局 原田亮, 監査 酒井弘充, 穂阪和宏(顧問)金山佐保
H26~27年度 会長 田辺直彦, 副会長 加茂純子, 会計 吉田朋子, 事務局 原田亮, 顧問 穂阪和宏
H24~25年度 会長 加茂純子, 副会長 田辺直彦, 会計 吉田朋子, 事務局 原田亮, 顧問 穂阪和宏
H24年4月より、正式に規約と入会申込書を作りました。こちらのフォームからも申し込みできます。https://forms.gle/8CS7uK4FMHnKagdAA
会の趣旨にご賛同される方は問い合わせメールよりご連絡ください。
2015年8月第3版編集員会により「くらしの情報集」のコンパクト版をリーフレットにしたものをリンクしました。