01.お手軽と煩雑と。

今夏は結局、新作のパイロット版とリプレイの続編を刊行する予定となりました。

『ナナバナ』も相当なもんですが、新作もクラス20コ、スキル200コみたいなヘビー級のゲームになってしまいましたー3ー;

当然ながら、テスト中も「重すぎwww」「とっつきにくwww」「初回プレイのハードルが高ぇよwww」などの意見が相次ぎ、まったくデザイナーとしては耳が痛い限り。

シンプルでありながらおもしろい、飽きが来ない。

デザイナーならば一度は夢見るそんなシステム。

しかし、現実にはそううまくはいかないもの。

シンプルでとっつきやすい = 底が浅くて飽きるのが早い

煩雑でハードルが高い = 奥が深くてのめりこむと長い

とゆー図式が成立してしまいがち。

で、両者の長所短所を鑑みて、どっちがマシなのかな? と思った時、私は後者を選択してしまった、というわけなのですね。

「そこをシンプルでかつ奥が深いシステムにするのがデザイナーの腕だろ!」

と、言われてしまえばグウの音も出ないワケですがねー>ω<

まあ、せめてサンプルキャラとかキャラ作成指南的なものをルルブに設けて、できるだけ初プレイのハードルを下げるのが精いっぱい……まったくゲームデザインは奥が深い。