砂塵戦機2ndのこと。
2020秋、遂に指導する猫又公司&潮屋G.P.Sの新作は、
これまでの発表作品とはガラっと様相を変えた鉄臭いロボットものだ!
本作の魅力について語るぞ!
B5判 120ページ 価格:2000円(会場特別価格:1500円)
砂塵戦機2ndとは?
「砂塵戦機」は、2020年秋に当サークルから頒布された「ロボットバトル&砂漠サバイバルRPG」。
戦争で荒廃した砂漠を舞台に、砂上船が行き交い、砂漠用に適応進化したロボット(=A:GuS)を駆って日々を生き抜く……そんなRPG。
本作は、お陰様で大変好評を博し、早々に自宅在庫がなくなってしまいました。
再販を検討するうち、遊んでくださったユーザーのみなさんから多くのご意見・ご感想をいただきました。特にバランス面での等級の軽重の格差や、兵装・スキルのバランスについては要調整と感じるところが多く――頒布1年の短いスパンではありますが、より遊びやすく、より活躍機会が均等になるよう意を決し、全面改訂版の刊行を決意した次第です。
1stのユーザーも、2ndからのユーザーもご満足いただけるよう全霊を込めましたので、ぜひ今後とも応援よろしくお願いします!
砂塵戦機の特徴!!
ロボットもの、と言われた時にどんな映像を思い浮かべます?
僕は確実に「地上戦」なんですよね。
どこまでも続く荒野を旅するランドシップ――
併走する護衛のロボットたち――
岩陰から襲い掛かってくる野盗たち――
そう、僕にとってのロボットものの原風景は「戦闘メカ ザブングル」!!
そしてそのオマージュを多分に含んだ「機動新世紀 ガンダムX」!!
だから!
それらをオマージュしたRPGを作りたくなった!
ただそれだけなんだ!!
砂塵戦機の舞台!!
「砂塵戦機」の舞台は、70年に及んだ戦争によって荒廃した砂漠。
当初、戦争の理由は砂漠の地下に眠る資源だったが、長い戦乱の末に枯渇。
広大な砂漠は戦略価値を失い、交通網も通信網も断絶した状態で放置されてしまった。
それでも、この砂漠にはまだ人が生きていて、生き続けねばならなかった――!
交通・通信網が分断された現在、大量の物資を運搬できるのは、
風、および砂を吐き出すことで推進力を得る「サンドシップ」しかなく、
これを所有する者は「マイグレーター(漂泊者)・チーム」ないしは単に「チーム」と呼ばれている。
この「チーム」の一員となって、
都市間の物流や、砂漠の底に沈んだ物資の採掘、
或いは秩序が失われて蔓延るようになったならず者たちとの戦い
といった仕事を経て、チームの経済状況を豊かにすることが、
PC達の共通の目的となる。
砂塵戦機の特徴!!
本作の特徴は、主に3つ!
◆①「砂塵戦機」はチーム運営ゲーム!
本作は、船の戦闘データはもちろん、船の名前、オーナーの性格、クルーの能力といったデータが豊富に用意されている。一つの家族・或いは会社のように、チーム全体の経済力や戦闘能力を高めていく過程をぜひ楽しんでくれ!
◆②配置はシンプル、処理は歯応えあり!
本作は、下図のように2×2+2のシンプルなフィールドを利用する。複雑な射程確認などは出来る限り簡易にして、感覚的に遊べる一方、「装備している武器は全て撃てる」「電力を消費し、電力の補充は拠点でなければ行えない」「風向き次第では使えない」など、リソースの管理とランダムな要素によって状況の変化と最適解を考えるルールを採用しているぞ!
◆③もちろん機体データも充実しているぞ!
基本6機、追加9機、エネミー用機体25機×5レベルと、機体データは充実しているぞ! 加えて、スクラッチルールも掲載してある! スクラッチ用のシート(excel)も近日公開予定なので、好みの機体を好きなだけ作っちゃってくれ!