人災派遣RPG 2nd season リプレイ5話

It's Impossibly Invaders!!

――不可解な侵入者――

第3夜

◆◆◆ Round4 ◆◆◆

◆ Round4開始時点のフィールド状況 ◆

GM さて、前回(4話)から続いてた【遺産】のお話はいったん整理がつきまして、盗電事件の調査に集中すればよくなったわけなのであるが。

前回のラストにエリア2とエリア7に侵入者が登場しましたので、いずれのエリアも空かないように注意しつつ、両者を撃破・確保しなければならない。

あと、研究所の調査もしなきゃなんない……と、まぁ、そんな状況でしたが、みなさん思い出してくれたかな?

月華 あいあい。

宇佐美 てんやわんや!

瀬那 はーい! 思い出しました~!

GM 前回ラストに作戦会議をしなければならぬが、どっちにしろ1週間開けたら忘れるやろってことで……イニシアチブまでは決定しておいたんだったね。景文→瀬那&宇佐美→月華の順でファストフェイズからやね。

宇佐美 エリア2居残り組が瀬那ちゃんと景文くんで、エリア6突貫要員が月華ちゃん。エリア7が宇佐美って感じだったっけ?

月華 だね。【用意周到】→【高速移動】→【ヘイスト】→【アシスト】をお願いしてた。

GM R終了時、または接敵後にエリア2・7が一瞬でもPCが誰もいない状態になると任務失敗だ。……もちろん、倒してしまえば解除だけどね。

瀬那 うむうむ。

GM では景文からだけど、どうする? 【完全憑依】する?

景文 うーん……迷ったんだけど、ここから何か調査系とか湧いてこないとも限らないから、今回はこのままいきます。

GM ok。じゃ、瀬那と宇佐美さんのファスト。

瀬那 私もパスで。

宇佐美 じゃあ、【用意周到】を使って、これでAP7。罰則は……おおっ、1ゾロでLP+1!

瀬那 わおわお!

月華 いいね!

宇佐美 では、続いて【高速移動】でエリア7へ。「月華くん! 乗りなさい!」

月華 その言葉を受けて、さっと車に乗り込む!

宇佐美 「シートベルトは自己判断で……飛ばすからね! 黒崎くん、景文くん、そちらは任せるよ!」

景文 「わかりました!」

瀬那 「わかったわ。任せて!」

月華 むしろエリア7を一人で食い止める必要のある宇佐美の方がきついんだよなぁ。

宇佐美 ま、耐えるだけならなんとかなるさ。

GM では、エリア7に到達した宇佐美さんのファスト2回目。

宇佐美 駐車場で車を停めて、【ヘイスト】からの【アシスト】を月華くんへ。

月華 完全に止まるのを待たずに、ドアを開けて飛び出す!

宇佐美 じゃあ後部座席にこんなこともあろうかとって感じで、色々な潜入道具を積んであったので、「持っていきなさい!」と声掛けする……って感じで【アシスト】の演出!

瀬那 用意がいい!!

景文 さすがベテラン……!

月華 それを後ろ手に受け取り、髪に隠しながら駆けだします! 【高速移動】でエリア6へ!

宇佐美 それを見ながら、「さて、ここを無人にするわけにもいかないからね」と独り言ちつつ、ネクタイを整えて戦闘態勢。

GM では、月華を見送った宇佐美の前に、「ぐるるるるぅ……!」と獣のような唸り声をあげる謎の人影が立ちふさがる。【不定形】のためか、そのサイズは以前対峙した時よりも大きく、今や身長2mをゆうに超えている。

宇佐美 ……倒してしまっても構わないんだろう?

景文 それはふらぐなのでは?(笑)

瀬那 宇佐美さん、攻撃能力ないのに……。(笑)

月華 これは潮ハザードの気配。

宇佐美 ひぃ、よけいな旗を立ててしまった……!

GM そしてそいつはショールームに待機していた二人の前にも現れるのであった……ってところで、一方そのころ月華のメインフェイズ。


月華 【研究所2】を<イントルーダー>で。えーと、《調査》ボーナスで+1D、【アシスト】で+1D、【隠形術】で+1Dの6D+9スタートだ。……いけっ!


◆月華の〈イントルーダー〉判定(6U6[6]+9) → 3,5,4,2,4,8[6,2]+9 →35


GM ひぃっ!? 1が1コもない!

月華 出目はいい、最低の仕事はできそうだね。亮子ポイントとLPを順番に使って+3、+2……よし出た! クリティカルして+11! これで5段階成功!

GM あと1段階。

月華 GM、これ【研究所1】の後追いでもクリアできます?

GM 構わないよ。演出的には月華に最後の決め手となる情報を送る、みたいな感じになるだろうけど。

月華 なら、ここで止め。あと9はちょっと厳しいし、最後の一押しは宇佐美にお願いしよう。

宇佐美 任された。……どうせ攻撃しても大して効果ないしね。(笑)

GM 亮子ポイントも使ってるし、宇佐美さんの放ったメカマウスの反応を頼りに亮子がナビした感じかな。

月華 ではするすると研究所へと侵入しますが、最後の最後で一枚パスが抜けずに困るって感じで。『電子ロックは専門外だ……!』

月華 サブは……SPにはまだ余裕あるし、APの方が大事なのでパス。


GM では、宇佐美のばんー。

宇佐美 月華ちゃんから状況報告を受けます。「宇佐美です! ただいま接敵中にて失礼……ってああ月華ちゃんか! 仕事が速い!」

月華 『ここまでは来れたけど、最後の扉がちょっと開かないの。何とかならない?』

宇佐美 「待ちたまえ……!」 ってことで、敵の行動にびくびくしながら〈ビジネス〉行くぜ! 2D+13で10以上だからファンブル以外は問題なし……!


◆宇佐見の〈ビジネス〉判定(2U6[6]+13) → 1,1+13 → 0


一同 ファンブってんじゃねーか!!!!(爆笑)

宇佐美 え、え、LP使います! ……に、2なのでトータル17!

GM 振り足しても危なかった。(笑)

宇佐美 ジャパニーズサラリーマンの面汚し……!

GM まぁ、戦闘中だからってことにしといてあげよう。(笑)

宇佐美 「え、ええーとねえ、あのあれ。渡した中にアレがあるよその……あの……ああっ、名前が出てこない!!」

GM わかるぞ、うさみさん……。(リアル)

瀬那 出そうで出ない……!

宇佐美 と、どうしても出てこないけど、月華ちゃんが察してくれる……っていうLP1演出。

月華 ちょっと!? ……もー、何かあるんだろうと思って渡されたものを漁ってみますけど。

宇佐美 すると物理で抉じ開ける系の道具が出てきました。

月華 ……物理。

景文 バールのようなもの?

GM 偽造IDとかじゃねーのかい。(笑)

宇佐美 パスがわからないならわからなくていいじゃない?

月華 使い捨てのダミーカードとかそういうのかと思ったのに。

宇佐美 それでも良かったか。

GM 月華の「ええー」って顔が面白いから物理にしようよ。(笑)

月華 ひどい!(笑) 「……ここまで来てこれかぁ」って顔しながら渡された道具入れの一番下から万能鍵ことハンドアックスを取り出してぶち破ります……!

宇佐美 素手より痛くないよ?

GM まぁ、冷静に考えると、音を立てずにガラスを割るシールとかそういうのかもね。まだしも侵入用。

月華 とにかく、中に入ったので、情報開けてください。(笑)

GM せやな。……では月華は研究所の一番奥、厳重に隔離された施設に押し入ると、そこには、少々目を疑う光景が広がっていました。

月華 さて、何が出るかな……?

GM 「けったいな義肢をつけたニホンザルがEV用の充電器に繋がれている」×7 「空いてる檻」×3 ……って感じ。

瀬那 改造おさる?

月華 パワードスーツ的な感じ?

GM で、それを目視確認したところで、部屋にいた誰かが「ヒィッ!?」って声をあげます。

月華 そちらに視線を向けますよ。

白衣の男(GM) 「な、なんだねキミは!? どこから入ったんだ!?」

月華 「誰っ!」と、髪に手を入れ、すぐに武器を抜けるように構える!

白衣の男(GM) 「ひぃっ! い、いのちばかりはおたすけを!」靴を舐める勢いで地べたに這いつくばって土下座する男。

宇佐美 命乞いが鮮やか。

月華 「……ここで何をしていたか教えなさい」と、男にも、繋がれてる猿にも警戒をしながら尋ねてみます。

白衣の男(GM) 「もしや、本社の調査員!? それとも公安の!?」

月華 お? そういう反応なんだ。

白衣の男(GM) 「あああああ~! どっちにしろ僕はおしまいだ~! ここまできた研究もパーだぁ!」さめざめと泣き出す白衣の男。……みっともないですね。

月華 「そうね、随分と手は回っているようよ。抵抗するより素直に吐いた方がまだ安全かも」とか適当言ってみる。

白衣の男(GM) 「……うぅ、はい……。実験動物が3匹、逃げちゃったんです……。ここのところ近所をうろついてるヤツってのは、多分、ここから逃げた奴らです……」

瀬那 ……3匹?

景文 3匹かぁ……。

月華 「それは見ればわかる。あたしが聞きたいのはそこじゃないの」

白衣の男(GM) 「はぁ。大体調べはついてるんじゃぁ……?」(きょとん)

月華 「えぇ、でもここであんたが洗いざらい話して捕縛に協力するつもりなのか、最後まで抵抗するのか、まず確かめておきたいんだけど?」

白衣の男(GM) 「なるほど、確かに」とても納得。

宇佐美 月華くん攻めモード。

白衣の男(GM) 男は素直に洗いざらい話すことを選ぶよ。「……ええと、ここは最新の義肢開発を行ってる部署です。それの応用型で少しパワーのある奴が欲しいって言われてまして。

……要は災害救助とかガレキの撤去とかにも使える位の奴。まだちょっと実験段階で電力消費が多いし、神経系との接続もうまくいかなかったんで、【不定形】能力者の細胞を接続部に使ってみたんですね」

一同 おいおい……!?

月華 そんなのアリなの?

宇佐見 提供者は誰だ? そんなアブない研究して……。

GM そこは後で調べればわかることなんですけども、この研究所は異能込みの研究をしてるってだけで、それ自体は別に特に後ろ暗いことではなかとです。公にはできないけど、業界の秘密ルールに従ってるだけで、ちゃんと国の裏認可的なのを受け、真っ当な手段で献体に協力してもらってる。

月華 つまり?

GM 要するに、動機としては普通に医療機器開発なので、そこでいちいち裏とって犯罪絡みなんじゃないか、とか疑う必要はないってこと。

宇佐見 ふむふむ。

白衣の男(GM) 「で、まぁ、7割型成功って段階まではきたんですけども、移植したニホンザルのうち、細胞の配分が多目だった3体が、全身【不定形】化できるようになっちゃったらしく、檻からにゅるっと外に出てっちゃったんですよ……」

景文 単なる管理不行き届きってこと?

GM そのとーりです。

宇佐美 こいつめ! 近所にも研究所にも迷惑かけよって!

白衣の男(GM) 「うう、反省してますぅ~。……でも、これで【不定形】因子のギリギリがどの程度かっていうバランスがわかったんで! 次からは失敗しません!」(ドヤァ)

景文 こいつもダメな研究者か……。(嘆息)

月華 ……まぁ、実際異能レベルの万能細胞が実用化したら凄くありがたいからね。研究に夢中になるのは解るけど。

瀬那 もうちょっと迂闊じゃない人を担当にして欲しいわねえ……。

月華 「とりあえずあなたが協力的なことはわかった」

白衣の男(GM) 「わかっていただけましたか! ただまごまごしていただけでせっきょくてきにいんぺいしようとしたわけでわないんですしんじてください」

月華 「これ以上は追って沙汰するから、これ以上あれが脱走しないようにきちんと見ておきなさい。余計なことしたら、分かってるわよね?」

白衣の男(GM) 「あっちのサンプルは大丈夫です! 術後の経過も良好なんで!」(ドヤァ)

宇佐美 ……とりあえず所長にチクろうか?

白衣の男(GM) 「移植後2カ月じっくり経過観察しましたが、移植部分以外に影響ないんでまず大丈夫ッス!」(ドヤァ)

月華 「その油断でどうなったか分かってるの?」と空いた3つを指さして。

白衣の男(GM) 「ウェーン、次はようやくヒト希望者に試せる段階にきてたのにぃ。実用まであと一歩だったんですぅ」

宇佐美 KO★YA★TSU★ME。

月華 こやつめはははの動画でも貼りたい。

景文 口ぶりからも、逃げ出した実験動物の対処を考えてる感じではないんだよなぁ……。

白衣の男(GM) 「実験は、ちょっとマッドなくらいがちょうどいいっていうのがうちの方針なんで!」(ドヤァ)

月華 マッドなことと軽率なことはまた別なんだよなあ。

GM ともあれ、これでヒミツだった【侵入者】の情報が全て開示されました。

白衣の男(GM) 「2号と3号は多分問題は……あるとは思うんですがそこまで危険ではないかと。……ただ、1号がちょっと厄介で、もともとリーダー格で、体も大きくて細胞との適合率も良過ぎたんで」

瀬那 要は、ボスザルがいるってことね?

GM さいだす。

白衣の男(GM) 「あ、そうそう、これこれ」と、白衣の男は月華にスマホを見せる。

月華 映像とかでも残ってる?

GM 映像もだが、検体に取り付けられたGPSの信号が確認できる。「充電したばっかりだと反応があるんですよね。微弱ですけど……あぁ、まずいなぁ、住宅街にいるっぽい」

月華 ……うわー。

GM ……てわけで、こちらも開示。

月華 手を入れていた髪から端末を抜いて、宇佐美と亮子に伝えます。「宇佐美、姉さん、すぐに各所に連絡して避難誘導をさせて。まずいのが街に放たれてる!」

宇佐美 「逃げ出し……ええ!? じゅうたくがい!?」

月華 これどうすりゃいいんだ? 避難勧告終わらせたら勝ちでいいの?

GM えーとね、ここからの進行は以下の感じになるよ。


・「①3Rめの終わりに登場した2号、3号を処理する」

・「②6Rめの開始時、エリア1に登場する1号を処理する」

・「③6Rめは、1号との接敵時に遭遇ルールが発生する」

・「⓸1号登場以降はEx-Round進行になり、決着がつくまで戦闘継続」

・「⑤1~3号とも、接敵後にエリアを《占拠》されたら逃亡されて任務失敗」


GM ……って感じになるね。

景文 3か所分断戦闘?

GM とりあえず、このRと次のRはザコの2、3号に集中できる。6Rめは、ボスが登場するけど遭遇ルールが発生するので、《占拠》さえされないように注意しさえすれば、6Rめにズレこんでも大丈夫だ。

瀬那 分断に連戦……。「こんな事態になるなんて……」

景文 「時間との勝負になってきたね……」

宇佐美 「……ともかく避難を!! お金で何とかなる内に!! 人的被害が出たら終わりだぞ!!」

亮子(GM) 『とりあえず、彼の過失を責めるのは研究所と警察のお仕事だから、私達はこいつらの捕獲に集中しましょ』

瀬那 「そうね、それしかないわね」

亮子(GM) 『大事だし、報酬とは別に研究所から懸賞金とか出るはずだから、そこの交渉は任せて!』

宇佐美 亮子ちゃんがたのもしい。

月華 おぜぜは大事。

亮子(GM) 『とにかくみんなは、目の前の敵を各個撃破に集中して!』

瀬那 「わかったわ!」

景文 「了解」

GM ……てことで、宇佐美さんのサブだね。

宇佐美 とりあえず、今回はサブは【七つ道具】で高級傷薬を出して、SPの治療。APが1蓄積して、二回目の罰則……。


◆宇佐美の罰則(2回目): 14[5,5,4] → 懲罰:あなたの行為を完全に誤魔化すことは不可能だ。少しばかりの懲罰は致し方ない。▶罰則として〔HP/SP/PP〕を合計[15] 点支払う。さらに罰則として「生活費」が永久に+[1]。


GM ついてないなー、宇佐美さん。

宇佐美 これは辛い……LPを使って振り直し。


◆宇佐美の罰則(2回目/振り直し): 7[1,4,2] → 露見:あなたの行為は、ちょっとだけ人に見られてしまった。まあ、次は気をつけよう。▶〔AP〕を[1] 点、蓄積する。


宇佐美 だいぶマシになったのでこれで。【治療】は……おおっ、たくさん回って26点回復!

GM じゃあ、戦闘に備えてレッ●ブルをキメた宇佐美さんでしたってことで次、瀬那ちゃんのばんー。


瀬那 では、メインから、【妖力解放】とEn属性変更効果を乗せてエンハンスソードで攻撃!

GM 瀬那ちゃんが殴るの久々だね。

瀬那 【治療】や【かばう】で手番が潰れちゃうんですよね。(笑) ともあれ命中判定……あっ、良い出目で30!

GM 近接に対する回避の-12だから、中失敗は大失敗。

瀬那 わーい! ダメージは……ぐるぐる! こっちも回って57点のEn属性!

GM ほえええ!? 52点抜け!

宇佐美 いいぞいいぞー!

瀬那 「でかくても意外となんとかなるものねっ!」

実験体(GM) 「キキー!キキー!」威嚇してるぞ!

GM 歯ーむき出しにしてるからな!

瀬那 びええ……!

宇佐美 中の人にこうかばつぐん。

瀬那 気を取り直して、踏み込んで斬りつけつつ、【速攻】もいっちゃいます! 命中は25!

GM -7は-17で中失敗。

瀬那 よしよし、ダメージは43点のEn!

月華 いい感じ! 8Dの出目とは思えない!

瀬那 「そのくらいじゃ私は怖気づかないわ!」と、もう1回ザックリ!

GM 38ぬけでトータル90ダメージ。……結構痛そうだけど、まだまだ元気っぽいぞ。


GM ではおサルさんの番。……2号は殴ってきた瀬那ちゃんに反撃しよ! 本能だからね! ……25の近接!

瀬那 うー、9しかない。成功まで持っていくのは厳しいし、受けます!

GM ではダメージ。


◆実験体2号の攻撃(3U6[6]+24) → 10[6,4],1,11[6,5]+10[6,4]+24 → 56


一同 げーっ!?

瀬那 と、とりあえず【光の盾】しときます! ……17に物理GP8を足して、31点抜け……!

GM 雷ダメージは15……耐性[4]あるので3だけ抜けた。

瀬那 うー、痛いー!

景文 「瀬名先輩!」

瀬那 「ま、まだ平気よ!」

GM では【速攻】! ぶんぶん!


◆実験体2の命中判定(3U6[6]+18) → 3,23[6,6,6,5],5+18 → 49


GM おやあ?

月華 これはひどい!

瀬那 およよぉ……!?

GM 潮ハザードきちゃってるぅ?

瀬那 うー、防御全然ダメえ。完全失敗!

景文 サブを消費して【かばう】! 失敗で受けます!

瀬那 「ありがとう!」

GM うむ、では追加ダイスはなしで3D+24ダメージ……33点。

景文 【アストラルバリア】を使用……現状11点抜け。

瀬那 【光の盾】ぇ! 16点止めて、弾いたわ!

GM 頑張ったおサルさん、「どうよ見たかオレの実力!」と言わんばかりにウキキーウキキーと喜んでるよ!

瀬那 ……ちょっとかわいい。(笑)


GM では続いて実験体3号が宇佐美さんに。命中は……27。

宇佐美 3D+7といって<反応>。……22か。

GM 現状失敗。@5で成功にしとくとだいぶダメージ減るが、どうする?

月華 失敗と成功じゃ大違いだからねえ。

宇佐美 そうだね。使おう……!

GM RPもあるから思い切って成功に持っていくのが吉なシリーズだ。……そうしなかった前回の景文がひどいめにあったからね。

景文 本当にね。(苦笑)

宇佐美 ……2LP使って31。成功まではいったよ。

GM では、ダメージは33+《雷》14。……の軽減後半減。

宇佐美 もろもろ引いて、11点抜け。残りHP73。

GM 続いて【速攻】! 命中は……25。

宇佐美 <反応>21。今回も2LPを使って……よし、25と言って成功。

GM ダメージは33+雷15。

宇佐美 【不屈の魂】を使っておくか。6点抜けで、残りHP67。

GM さすが【ビジネス】。タフだなぁ。

瀬那 かたーい!


GM ではラスト、景文。

景文 サブは【かばう】で使ってしまったので、木刀で攻撃。【戦の記憶】+【アウターハウル】+【ハンマーナックル】+木刀で攻撃。

GM きなさい!

景文 命中は32。

GM 回避-14は-24で、現状大失敗。

景文 ダメージは47。

GM 32抜けで累積ダメージ132だ。

◆◆◆ Round5 ◆◆◆

◆ Round5開始時点のフィールド状況 ◆

5ラウンドめ。

実験体2号、3号の対処に追われるPC達。

実験体たちの反撃はそれなりの威力だったが、景文の【アストラルバリア】、瀬那の【光の盾】、宇佐美の【不屈の魂】で0~10点程度のダメージに留まる。

ファストで宇佐美と合流した月華は3号と対決するも、撃退には至らなかったが、実験体2号は景文、瀬那の連続攻撃により、なんとか撃退に成功した。


GM とりあえず、観念して事情をチームの人に明かした研究員の人が寄越した助手の人が、手早く薬物とか投与してなんとかしたってことで鎮圧成功です。

研究員(GM) 「ご協力感謝します!」

宇佐美 この研究員は優秀そう。

研究員(GM) 「うちのトンチキのせいでご迷惑かけました……っ!」

一同 ご苦労様です。(苦笑)

研究員(GM) 「謝礼の件は……そちらの社長代理から伺ってますので、後ほどきちんと適正額をご用意します……! あと、電気盗まれてた家や会社にも手分けして土下座行脚してますんで……!」

月華 マジでご苦労様。(笑)

宇佐美 一人のトンチキとそれを野放しにしていた所長のせいで大変だなぁ。

瀬那 「お疲れ様です。……でも、とにかくなんとかなったわね」

景文 「月さんの話では住宅街の方にもう一体ボス格がいるみたいです」

瀬那 「そっちもなんとかしなきゃね……」

GM とりあえず、瀬那ちゃんのサブで【治療】するとこまでやって、今日は終わろうか。

瀬那 はーい。<ミスティック>の【応急処置】でSPを18点回復。……で、これでAP7なので罰則1回目。


◆瀬那の罰則(1回目):9[5,4] → 叱責:あなたの行為は、人に見られてしまった。担当の小言が耳に痛い。▶対応の為、〔HP/SP〕を合計[10] 点支払う。または罰則として〔PP〕を[2] 点支払う。


瀬那 おおん……。

宇佐美 ここでリソース削られるのは痛いねえ。

瀬那 HPはもう減らせないし、SPかなぁ……。

GM もうPPでいいじゃん。そんなに困ってないだろ?(笑)

瀬那 そうだった! PPで支払う!

月華 どうせこの研究員の人が上乗せ報酬くれるだろーしね。

GM ……うむ、まぁ、そんな感じで5Rめ終了。そして時間もちょうど良いから今日はここまでとしようか。

一同 はーい!


GM ……ちなみに、次回第6話はぶっちゃけ最終回になります。

景文 なんと……!

瀬那 もう最終回!?

月華 お強くなられましたな~というかそろそろ成長予定してたのが取り切るから、そろそろかなーというか。

GM いやぁ、なんだかんだで7月から? 半年近く遊びましたからね。……最終回は初回以来の3人チームでプレイすることになる予定で、既にシナリオ骨子はできてます。

宇佐美 おお? ということは私がラストゲストでしたか。滑り込みセーフだった!

景文 最終回かぁ……。景文そんなに強くなった印象はないんだよなぁ。LPは増えたが。

瀬那 もうそんな経つんだ……。結構遊んでたのねぇ。

景文 ……今回の報酬手に入ったらスーツに刀の一端の新人派遣社員スタイルになろうかと思ってたんですよね。

GM ルーキー男子はキャンペーンの途中でスーツに着替える。……人災派遣リプレイシリーズの伝統ですな。

月華 ついにQoLにお金使えるようになるんですね。(ほろり)

景文 そう……!(笑) やっと木刀をまともな武器に交換できる……!

月華 キャンペーンが終わるのは悲しいけど、無事終われるというのは一つ幸せ。

GM そうそれ!

月華 いやまあ最終話クリアできるかもわからんのですが。(笑)

GM うえへへへ。どうなることかのう? ともあれ最後までお付き合いよろしくお願いします!

一同 はーい!