人災2ndのこと。

2015年に発売された「人災派遣RPG」は、お陰様で大変大きな反響を得、サプリメント2冊、シナリオ集1冊を発行するなど、当初の想定を大きく上回って展開することができました。

実際に遊んでくださった方々からいただいた様々なご意見を反映し、より遊びやすく調整するともに、これまでに発表してきたデータをすべて統合・調整したのが今夏(2018)発売予定の「人災派遣RPG 2nd season」なのです!

■「人災派遣」ってなんなのさ?

「人災派遣」シリーズとは、紫電改氏が手掛けるweb小説「人災派遣のフレイムアップ」を原作とする作品群です。

本シリーズは、現在も連載中のweb小説の他、市販システムによるTRPGリプレイ、CDドラマなどマルチに展開を続けてきた猫又公司のメインコンテンツです。

口と知恵が回るアルバイト大学生亘理陽司(わたり・ようじ)と、古武術の伝承者にして花の女子高生七瀬真凛(ななせ・まりん)がコンビを組んで、人材派遣会社フレイムアップの依頼で、さまざまな仕事に挑むも、軍人やらサイボーグやら魔術師やら超能力者やら、とんでもない奴らが絡んでいて――というのが基本的なストーリーライン。

■「人災派遣」の面白さとは?」

「人災派遣」シリーズのコンセプトは、端的に言えば、「異能力を仕事に活かしたらどうなるか?」です。


異能力を使って世界征服を企てたり、完全犯罪を目論んだり、それを阻止するために奮闘したり――というヒロイックなストーリーも良いものですが、本作は敢えて身近な「仕事」にスポットを当てています。


何故って――現実の仕事って、めっちゃ大変じゃないですか。資本はもちろん、法律、利権、派閥、宗教、政治、伝統、前例、感情、労働力、技術力、知識、商売敵、資本、人手――色んな理由で仕事が思うように進まない経験、誰だってありますよね?


そんなめんどくせえ事情やしがらみをスパっと解決して、思う通りに仕事ができたら気持ちいいと思いませんか?

ムカつく上司や上から目線のクレーマーどもに完璧な仕事を見せつけてドヤァって顔したくありませんか?

思いましたよね?


それが「人災派遣」の面白さの根幹なのではないか、と私(潮屋)は考えております。

「人災派遣RPG」は、そうしたコンセプトのもと、ビジネスと異能をミックスした独特のストーリーを体験できるゲームとなっています。