人災派遣RPG 2nd season リプレイ6話

Deep Dungeion Daybrake!!

――暗闇を抜けて――

第3夜

◆◆◆決意◆◆◆

GM では! 人災2ndキャンペーン第6話の3夜! ……前回は廃鉱内に仕掛けられていたトラップやアンブッシュをサクサク通り抜け、目標のポイントに到達。【治療】など戦闘準備を整えたところで終わってましたね。

景文 でした。

GM ……で、GM的には決戦前に結束を固めるPC間会話などしてもらいたいなー、などとロコツな要望を述べておいたのですが、なにかこー、言っておきたいことがあるひと! 考えてきてくれた人ーっ!

瀬那 正直!

月華 うーん、片付いた後に言いたいことはあるんだけど、このタイミングだと物騒なセリフしか言いそうにないんですよねぇ。こう、やつらに生まれてきたことを後悔させる準備はいい?みたいな。……なので、無言で奥をじっと眺めています。

瀬那 そうね、では私から……。「この仕事が終わったら、久しぶりに家族に会いにいってみようかしらね?」ってわざとフラグ立て狙ったかのように悪戯っぽく笑います。

景文 「家族か……」

GM 景文にとってはあれだな、今の家族である亮子を救うために、ルーツ的な意味での元家族と敵対しなければならないって状況ではあるのだな。

景文 ……そうなんですよね。

月華 「帰る場所も、そこで迎えてくれる人も、大切だもの。まずはきちんと返してもらわないとね」

GM ……一度それを失っただけに、月華の言には重みがあるわけで。

景文 「……こんなときになんだけど、僕が先生に助けられた時のことを思い出すな」

瀬那 「そのときの話も思い出話として聞いてみたいわ。貴方がいいのならね?」

GM 実はGMもよく知らない。(笑)

景文 「単純な話だけどね。……悪魔降ろしを目的とする教団で生まれた僕が、儀式を受けてる最中に先生が殴り込んできて、囚われてた子供を皆救出したって話」

GM そうだったんか亮司。(笑)

瀬那 「あの亮司さんが……。意外ととんでもないことするのねえ」

月華 「今のあたしたちだって、そんなようなものじゃない」じっと奥を見ていたが、瀬那の台詞にくすっと笑って。

景文 「他の子供の救出のおまけで僕も拾われたわけだけれど……人になったって言われたけれど。僕はそこまで"なれた"のか、わからないんだ。きっとまだ欠けたものはある。でも"彼ら"とはもう違うんだな、とは思う」

月華 「でも、これから”なる”んでしょ?」

景文 「うん。……いい先生がいたからね」

月華 「そうだね。……本当に」 向いてる方向は違うけど、あの家族助けられたのは私も同じだからね……。

GM 血華:(あたしのことかな?) 真機奈:(いいやあたしだ) 宇佐見:(もしかしたら僕ってことも……?)

月華 きみたち!(笑)

景文 「先生もだけど。亮子さんや月ちゃん、瀬名先輩や皆から少しずつ学んで今の僕はいる。……なりたいものがあるから。取り戻さないといけない」

瀬那 「囚われのお姫様を助けるヒーローに?」……って緊張ほぐしてあげようとクスリと笑みつつそんな冗談っぽく言いますが、そのあと恥ずかしくなって適当な方向に顔向けます。

月華 「こんな時にそんなこと言っちゃう?」

瀬那 「こんな時だからこそ小恥ずかしいセリフでも言ってリラックスさせてあげようと思ったのよ。……けど言っておいてなんだけど。思った以上に……これは、うん……」

月華 「いいじゃない。景文、どうせなら最後にもう一言お願い。ほら、ヒーローみたいな感じでね」

瀬那 「ちょ……ちょっと~!? 思い出すと本当に恥ずかしいからぁ……!」 段々弱弱しい声になりながら、袖で顔隠します。(笑)

景文 じゃあ、僭越ながら……「救出対象のいる場所まで今少し。行程も計画通りに進行している。同時に救出対象が憑依されている事、並びに業務を完全に終わらせるには『ラインの黄金』が定着するわずかな時間しか許されていない難解なミッションとなっている。また苛烈な抵抗が予想される」

月華&瀬那 「……………」

景文 「でもまぁ、近所付き合いを重要視する地域密着型ほぼ何でも屋なわが社としては、いつもどおりの人探しやもの探しと変わらないわけで」

GM わけで!

景文 「だから、いつも通りに行こう」

瀬那 「ふふっ、そうね」

月華 「…うん」

GM ……では、そうして士気を高めた君達は、いよいよ指定のポイントに辿り着くのだった――。


月華 終わってから家族に会おうとする人、終わらせるために家族だったかもしれないものに向かい合う人、そんでもって、その家族を取り戻しに向かおうとする人。ばらばらですがそれがいい。

GM なんとなくいい感じに収束した感がありますな。

瀬那 なんというかこのセリフ……読み返すとPLも恥ずかしくなっちゃうわね……?

GM RPGとはコッパズカシイと見つけたり。……ところで、亮司は多分、「結果的に大暴れになった系」の騒動屋だと思うんだよな。

助けに向かう→うっかりろうそく倒す→めっちゃ燃え広がる→逃げた先で捕まえてた小悪魔が逃げ出す→犬が逃げ出す→熊も出てくる→鮫も落ちてくる→大パニック→どさくさで救出 みたいな。

悪運系の【フェイト】なんだよあいつ、という俺内設定。

景文 真相は僕にも解りません。(笑)

◆◆◆最後の戦い◆◆◆

GM ……では、そうして士気を高めた君達は、いよいよ指定のポイントに辿り着く。色々と邪魔は入ったが、ポイント間近になると不気味な程静かだった。

……やがて、君達は、君達を導くかのように照らされた灯かりの示す方向へと進んでいく。

……そこには、君達のよく知る亮子が——君達を待ち構えていた。

???(GM) 「……苦も無く、ここまで辿り着かれるとはな。目算を誤ったぜ……」

景文 「やぁ。ご同胞」

???(GM) 「よぉ、同胞。約束通り、ブツを持ってきてくれたようだな」

月華 改めてその姿を確認し、不快な表情を浮かべ、そっと髪に手を入れ景文と相手の会話をじっと聞いてる。

景文 「……持ってきたよ。そちらも返してくれるんだろう?」

GM そうして差し出された欠片を前に――亮子の姿をしたそれは、心底不愉快そうに眉を顰める。

???(GM) 「……何故だ?」

景文 「何がだい?」

???(GM) 「何故、お前はそれを求めない? ……いや。何故、お前はそれを求めずにいられる?」

景文 「……………」 ゆっくりと眼鏡をはずして見据える。

???(GM) 「何故、お前は俺達と同じじゃないんだ……?」

景文 「人の子として生まれて。人の子として育てられて――人になろうとしているからだよ、ご同胞」

???(GM) 「俺達は……。俺達であると気づいた瞬間から俺達だった……。俺達は俺達が俺達であると気づいた瞬間から、それへの妄執から逃れられなかった」

景文 「……知ってる」

???(GM) 「何故、お前だけがそうなんだ? 何故、俺達は違うんだ?」

景文 「僕は君たちとは違う。違ってしまった」

???(GM) 「俺達は……」

??????(GM) 「「「「「お前が妬ましい」」」」」

GM ――そう言うや、彼らは幾体にも分裂して襲い掛かってくるんですが、その前に言っておきたいこととかあればどうぞ。

瀬那 「結局、こうなるのね……」

GM 景文は、彼らの声とともに響いてきた彼らの真意を、魂レベルの同調によって正確に理解する。

彼らの目的は、『ラインの黄金』ではあるのだが――それ以上に、自分達にないものをもつ景文への憎悪。嫉妬。人質という方法をとったのも——それが景文が最も嫌がる方法だったからだ。

月華 どうしようもないなぁ、それは。

GM うむ、よって素直に返してくれる気はなさげ。

月華 「正直、あなたたちが景文を狙う理由も、黄金を必要とする理由もどうでもいい。勝手にすればいい。……でも、姉さんをそこに巻き込んだのは許せない。必ず返してもらうから、後悔させてあげる」

瀬那 (……今までで一番の困難ね。……どこまでやれるかはわからないけど、声届くか分からないけど、無事に4人で帰れるように……お願い、私達を守って、お父さん!) ……そう心の中に祈りエンハンスソードを構える。

景文 ……あの。

GM はい。

景文 ひょっとして、僕が関わってなければ亮子がさらわれることなかったて事です?

GM 実はそうなのだぁ!

??????(GM):「だってだって「それそれそれが「そうすればればれば「オマエが一番苦しむから!!!!」」」

景文 「そうか……ならばこれ以上の対話は無意味。各人、打合せの通り業務を執行、臨機応変に対処、対象の救出を最優先とする。—―行動開始」

月華&瀬那 「了解!!」

◆◆◆Ex-Round1◆◆◆

【Ex-Round1開始時点のフィールド】

GM ……てなわけで、こちらの3つのイベントを開示。【分身体】についての解析と亮子の【救出!!】、逆に、こちらは逆に敵側が『欠片』の【奪取!!】をしてくる際の条件だ。

一同 ふーむ……。

景文 敵は全部で4体。下手をすると1Rで【奪取】されてしまうな。

月華 順当に考えると【分身体】からかな? 【救出!!】が安くなりそう。

瀬那 そっちは任せて!

GM ……大体方針は決まったかな? ならばイニシアチブだ。


イニシアチブの結果は分身体A[20]→分身体B[15]→本体[13]→分身体C[10]→月華[10]→景文[8]→瀬那[4]。


瀬那 ファストは私からね。宇佐美さんに手伝ってもらって、【分身体】を抜きます!

GM なるほどアリだな。

月華 なんなら【亮司】までねじ込んでいいと思う。

瀬那 では頼ります!

宇佐見(GM) 『いいかい、黒崎君。仕事というのは先手必勝だよ』……事前に宇佐見から受けていたアドバイスが思い出される

瀬那 彼らの正体は……!


◆瀬那の〈ミスティック〉判定(2U6[6]+13) → 3,3+13 → 19


GM いちたりない。

瀬那 とりま1LP入れてみます!……5で合計24。

景文 あと6か。

月華 (考え中)……GM、【未来の想い出】ってこの時点でこの時点で前の3を6に変えることできるの?

GM うーん。……ルルブの表記は「判定直後」とあって、今は判定の確定前だから……アリと言わざるを得ないな。

月華 だったらここは亮司さんのサポートも使って抜いておこうよ。相手が動く前に解析完了はアドバンテージ大。

瀬那 そうね。いいかな?

景文 いいかと!

瀬那 では+3して+1D6……!


◆瀬那の振り足し(1U6[6]+27) → 3+27 → 30


月華 「やった、さすが瀬那!」

亮司(GM) 『おや、これ、もしかして使えるんじゃないか?』 と、亮司がひょこっと引っ張り出してきた資料がまさしくベストフィット!

瀬那 「……! その資料!」 って食いつきます! 解ったわー!!

GM おめでとう。そいつのデータはこんな感じ。

GM えー、こいつらは4話に登場した時と同じく、HPは共有なのですが、今回はHP削り切れば倒すことができます。……まぁ、要するに、ザコを削ればその分ボスのHPも削れるよってことですな。

景文 ふむふむ。

GM 【救出!!】の判定が+1D、こいつらへの命中判定が+1Dなのはいつも通り。あと、分身体からの攻撃による【奪取!!】が、中失敗までokになります。

月華 それは嬉しい。ここで抜いたのマジファインプレー。

瀬那 ふふふ!

GM 景文と月華はファストなんかする?

月華 私は【後退】。

景文 【完全憑依】するか否か……。

GM 亮平サポートがあるから再使用できるってのと、ぶっちゃけ敵の数が多い初Rが一番キツいと思うぜ。……だってここから5連続攻撃くるからね!

景文 では使用しておこう。APが7になったので【罰則処理】……「露見」でAP+1。


GM では分身A、Bから攻撃だ!


◆分身体Aの(CHOICE[景,月,瀬]) → 月

◆分身体Bの(CHOICE[景,月,瀬]) → 月


GM がはっ!?

月華 草生える。(笑)

GM おまえらばかなの!?

瀬那 見事に一番固いところに。(笑)

GM ギギギ……! と、とにかく攻撃!


◆分身体Aの命中判定(3U6[6]+25) → 4,9[6,3],11[6,5]+25 → 49


月華 うわっ!?

景文 これは痛い!?

GM 結構出た! 近接物理の49だっ!

月華 うーん、4Dは振っときたいなあ。……SPが飛んでいく。【心眼[1]】を入れて〈反応〉で対抗。


◆月華の反応判定(4U6[6]+16) → 8[6,2],4,5,3+16 → 36


月華 -13の中失敗は、【後退】中で失敗扱い。

GM ダメージそれなりだが、失敗でok?

月華 うーん……確かにここは成功しておきたい。LP1使う。


◆月華の振り足し(1U6[6]) → 36+17[6,6,5] → 53


GM ほげえええ!?

月華 やった、回った回った。完全成功!

GM くそぉ、では2体め!


◆分身体2の命中判定(3U6[6]+25) → 5,9[6,3],7[6,1]+25 → 46


GM まわるぜまわるぜ! おれはやるぜおれはやるぜ!

月華 むー……同じく【心眼[1]で……35。LP1使って、成功まで持っていく。……うん、37で成功。

GM ではなぐーる! ダメージは46!

月華 硬気功入れて防御と合わせて16軽減の半減で、15抜け。

瀬那 【光の盾】! ……18点止め!

月華 ありがとう! 12の半分で6点!

GM 防御成功されるとほんと切ない、それが人災派遣……。


GM 次! 本体の攻撃だ。初撃は単発……てか、景文に妄執してるから、ちょっと景文を狙いやすくすることにしよう。


◆本体の(CHOICE[景,景,月,瀬]) → 月


瀬那 それでも月ちゃん……。(笑)

月華 かむかむ!


◆本体の命中判定(3U6[6]+36) → 2,3,15[6,6,3]+36 → 56


GM ぎゃばーっ!どうだーっ!?

月華 回してくるなあ、滅茶苦茶しんどいけど他に行かなくてよかったと思うべきか。一応【心眼[1]】を入れて……30。

GM 現状中失敗。

月華 ……振り足しておこう。LP2消費で……38。うー、回ればワンチャン成功できるかもと思ったけど、ここまで。

GM うわははははは! 喰らえーいっ!


◆本体の威力判定(7U6[6]+35) → 2,3,10[6,4],9[6,3],4,2,1+35 → 66


GM あわわわわわ……。ど、どうした、今までのショボいダイスがウソみたいだぞ? 今日こそ潮ハザードか!?

瀬那 びええ……!

月華 現状だと40点抜け……! これは苦しい……!

瀬那 【光の盾】に『欠片の力』PB+10で……25点軽減!

月華 割と現実的な数字に。「……っつう、ありがとう、瀬那!」

瀬那 「誰一人として倒れさせたりしない! きっちり護りきってあげるわ!」

GM あ、一応《虚無》ダメージ。……30点なので、【戦闘準備】による耐性10でピッタリ打ち消し。

月華 持っててよかった耐性10。

GM ではいよいよお待ちかね! 【闇の顎】+【サイ・バースト】だぁ!


◆【闇の顎】+【サイ・バースト】……要するに、虚無ダメージが追加発生するスキルを範囲攻撃化するというコンボだっ!


◆本体の命中判定(3U6[6]+36) → 2,4,4+36 → 46


GM まわらんかった……。

月華 そう、いつまでもぶん回されてたかまるか。滅茶苦茶痛かったぞ。

瀬那 ここは【邪眼】! 「……………!」 ジッと凝視して、威圧する!

???(GM) 『……! バカな、俺が気圧された、だと……!?』

瀬那 「目の前にいるのはただの"ヒト"だというのに……怖気づくなんて情けないわね!」

GM ぐぬぅ……! ともあれ、全員近接36で防御したまえ。

月華 (ころころ)……低っ! でも27なら半減できたからいいか……。

瀬那 24で中失敗……!

景文 【戦の記憶】【オールマイティ[1]】を使用。……34か。LPを使って37に。なんとか成功。

GM では瀬那だけ中失敗、あとは成功でダメージ……。


◆本体の威力判定(7U6[6]+35) → 4,3,3,3,2,4,4+35 → 58


GM まわってなぁい! 瀬那は+1Dなので……60ダメ。

瀬那 きたわね! ……『欠片』を使って、1A【光の盾】!


◆瀬那のブロック判定(3U6[6]+8) → 3,11[6,5],2+8 → 24


GM ぐぬぅ、しっかり回してきよる。……34と36になりました。

月華 【硬気功】を使用して、9点抜け。

景文 【アストラルバリア】を使用。弾きました。

瀬那 さっすが! こっちは28点抜け。

GM あと虚無ダメ。……お、まあまあで37。各自の《耐性》も踏まえて計算すると……月ちゃんに3点、景文に5点、瀬那ちゃんに10点だな。

瀬那 そういえば私、《虚無》に少し弱いんだった……!

月華 いただきました、開幕からの4連撃は痛いなぁ。

GM ふぇーっふぇっふぇ。もう一発あるんだぜい。分身体Cは……景文に!


◆分身体Cの命中判定(3U6[6]+25) → 1,5,1+25 → 32


GM ぐわあああああ!? その出目はアカン!

月華 よっし、これはラッキー!

景文 【蘇る悪夢】を使用! 5を1に変え……その判定はファンブルだ!

GM くそおおおおお! ……命中は0になりましたが、一応そっちもファンブルする可能性はあるので判定してね。

景文 問題なく完全成功。「――堕ちろ」

GM ぐすん、凌ぎ切られてしまった。


GM では次、月ちゃん……って、イニシアチブ値同値だから、ホントは月ちゃんが先やった!

月華 まぁ、あまり変わらなかったのでいいよ。……さて、手番はいいけど、正直SPが心許ないんだよね。メイン【救助】でサブ【速攻】しかないか。

瀬那 私は【救出】と【治療】の予定よ。

GM あ、そうそう。今回はボスもSP管理をしてるので、状況次第では息切れするかも知れないぞ。

月華 ふむ。……まぁ、とにかくまずは【救出!!】。【隠形術[1]】を入れて〈イントルーダー〉……26。

GM ただいま2段階。

月華 あと4か。ここはLPで……1。もういっこ……1。えーっ!?

瀬那 ついてないー!

月華 もいっこでやっとクリア。うー、損した! これでLPは残り2……。

GM ガリガリ削れてるな。

月華 ここで【気魄】を挟んで、SP54点回復。72まで回復。

GM さすがにもう全快にはならんか。……成長したなぁ。

月華 その後【速攻】【鬼神力】【アサシネート】【薙ぎ払い】で攻撃!

GM こいやぁ!


◆月華の命中判定(3U6[6]+19) → 1,3,1+19 → 24


月華 ちょっと!?

景文 これは辛い。

月華 LP乗せるよ! 残り1になるけど!


◆月華の振り足し(1U6[6]+24) → 27[6,6,6,6,3]+24 → 51


月華 え~!?

瀬那 極端~!

GM ほげえええ……! 51は-26の大失敗。+2Dでどうぞっ!

月華 髪から取り出した暗器を本体に向かって投げつけ、本命の救助のために反応を観察。そしてその反応のために分身体の動きとの統制が僅かながら取れなくなった隙に身体をねじ込み、桃剣を振り回す――「やあああああぁっ!」


◆月華の威力判定(11U6[6]+9) → 1,5,5,2,9[6,3],11[6,5],9[6,3],4,9[6,3],2,4+9 → 70


GM ほげげげげえ!? なんじゃそりゃ!?

月華 それと《出血》ダメージが18。

GM いたぁい。……累積ダメージ78。

月華 これだけ回っても一番脆い取り巻き1/3くらいしか削れてないの、かなりしんどいなぁ。……あ、これでAP8になったので、【罰則処理】……[露見]でAP+1して、行動終了です。


GM では、景文。

景文 うーん、Aだけでも攻撃してつぶした方がいいのか?

瀬那 さっきの勢いで来られると正直辛いわね……。

GM こっちの出目良すぎたが、そっちも月華に攻撃が集中したので被害はあんまりないしな。

月華 まぁ、【完全憑依】している今、殴らないのは損だよね。

景文 それもそうだ。とにかくまずは攻撃。分身体Aに全力攻撃!


◆景文の命中判定(5U6[6]+8+10) → 1,7[6,1],5,2,4+18 → 37


月華 悪くない!

GM 中失敗!

景文 そのまま通してダメージにLP乗せる。LP4消費!

GM こいやぁ!


◆景文の威力判定(16U6[6]+19) → 11[6,5],4,3,4,1,3,3,2,1,5,1,3,3,1,1,1+19 → 66


景文 くぅっ……! 回らない……っ!

月華 これはいまいち……!

GM Aの累積ダメージ134。……残り116。

景文 仕留められないまでもそれなりに削れるつもりだったから、これは思惑が外れた……っ!

GM ぶっちゃけ、残り手数を考えると次のイニシアとらない限りは難しくなってしまったな。

一同 うーむ……。

GM あー、そういえばメインサブを確認してなかったから、今のサブ殴りしてたことにして、メインは【救出!!】に切り替えてもいいよ? 【速攻】コストは払ってもらうけど。

瀬那 なにげに【完全憑依】中だと、【救出】の成功率も上がってるものね。

景文 ……正直、倒しきれないならSPを節約したい。その案いただいて、メインで【救出!!】を。

GM OK。

景文 先ほど展開した影の領域を軸にして円状に固定。引きずり出すようにイメージを創成する。【戦の記憶】を使用して命中で判定……くっ、これもイマイチで29。LP1点使って2成功……っ!

GM 景文は亮子の体が、"彼ら"の精神支配から逃れようと足掻いている、そんなイメージを感じる。

景文 「亮子さん! ……くそっ、もう少しなのに……!」


GM ではラスト、瀬那!

瀬那 はい! まずは【救出!!】 〈ミスティック〉で……23。

GM 2段階。

瀬那 ここからもう1段階は厳しいわね……。

月華 ここは【治療】でいいんじゃない? というか景文のSPがかなりピンチ。

瀬那 そうね。【応急処置】で……20点回復!


GM ……てなわけで、GMのダイスが爆発したお陰で大変だった第1Rでしたが2Rめも耐えきることができるカナ?

景文 うぇえ……。

月華 もう、あの出目は勘弁して……。

GM ぶっちゃけある程度瀬那のカバーを頼る羽目になると思ってるよ、ぼくわ。

瀬那 がんばって耐えるもん!

GM 亮子を助けたら助けたで敵パワーアップするし、大変だな! でもようしゃはしない。GMだから。さいしゅうわだから。……てな感じで次回にコンティニューだ! 皆さん最後までどうぞよろしくお願いします!