ELVIS' GOLDEN 1964



01. KISSIN' COUSINS

02. KISS ME QUICK

03. SUSPICION

04. VIVA LAS VEGAS

05. WHAT'D I SAY

06. IF YOU THINK I DON`T NEED YOU

07. C'MON EVERYBODY

08. IT HURTS ME

09. HARD KNOCKS

10. LITTLE EGYPT

11. BIG LOVE, BIG HEARTACHE

12. ASK ME


 4曲目の「ラスヴェガス万才」のステレオ・バージョンもいくつかあって、分離の良過ぎるステレオ・ミックスのものはリミックスの失敗です。99年にでた『CAN'T HELP FALLING IN LOVE(THE HOLLYWOOD HITS)』に収められたミックスはよく出来ていると思います。


 6・7曲目の「愛の証しを」と「好きだよ、ベイビー」ですが、映画『ラスヴェガス万才』の収録曲ほど気の毒なバージョンはなく、『夢の渚』『広い世界のチャンピオン』と同様、LPではなくEP(日本ではコンパクト盤と呼ばれています)のみで当時リリースされました。LPなら、当時でもステレオ・ミックスもなされたのですが、EPでしかもサントラということで当時ステレオ・ミックス版は作られていなかったようです。(「夢の渚」のテーマソングのみ、未発表のリアル・ステレオ版は存在したようですが、もし存在するなら早期にリリース希望!!)


 サントラCDが出た時に、「すわ、リアル・ステレオが聞けるのか!」と小躍りして喜んだのですが、気の抜けたリミックスでがっかりしました。(やはり、これはビル・ポーター技師がやらなければダメです)


 ということで『ラスヴェガス万才』の挿入歌も、本来なら「ホワット・アイ・セイ」のようなリアル・ステレオで聞けたはずなんですが、今出ているのは擬似ステレオ版が多いようです。


 いい音質で、リアル・ステレオ・ミックスが聞きたいですね!


 よって今回のベスト盤ではこの二曲もアナログ盤を使いました。


 7曲目の「好きだよ、ベイビー」から「胸に来ちゃった」「つらいパンチ」まではこの時代を支えた作家・JOY BYERSの作品。


 10・11はハル・ブレインのドラミングが堪能できる楽曲。




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