いよいよ第七戦 (2003.10.27)


 阪神・赤星選手も“長嶋ジャパン”なんだね。この絶不調(ケガのせい?)が気になるけど、調子戻して欲しいね。


 さて、ワタシの最大の《見どころ》であった『城島 VS 金本』。オモシロかったねー。“やはり”といってはナンだけど、甲子園とは全く“逆の”結果が出てました。


 特に三打席目、そして“最後の打席”の《三振》は城島君にとっては「してやったり!」のものだったようで、マスク越しの表情から「甲子園の仇、とった!」という思いが読み取れました。(かなり金本選手の顔を見上げてましたね)


 さて、この《杉内-城島》で成功したパターンが、“和田”でもそのまま通用するのか、というところが最終戦の見どころです。


 和田投手は、前回は結局あの“金本選手ホームラン”でしたからね、完璧に打たれたのは。(確か被安打“2”だったのでは?)ですから、今回も阪神打線は苦労するとは思いますが“18年ぶり”ですからねぇ《悲願》。(なんで“悲しき”なんだろ・・・(笑))(そうか!アニマルズの邦題「悲しき願い」は、中国・台湾なら『悲願』、となるのか・・・)


 タイガース、過去の日本シリーズでは、7戦目までいった時は二度敗退。(そんなムカシ話、持ち出すなヨ・・・)


 「そんなモン!単なる過去のデータや!今と関係ナイっ!」(川藤調に)


 “二度あることは三度ある”のか。あるいは今年が《新たな歴史》の始りとなるのか!


(星野さんの“初日本一”というのも《新たな歴史》となりますが、西本幸雄さんのような「3チームの監督として8回シリーズ出場、日本一経験ゼロ」という《以前の歴史》もあります)


 さて。どちらになるのでしょうか。


 ワタシの最大の注目は、まずは《和田(城島) VS 金本》の“第一打席”です。


(城島君は昨日“成功”していますが、“強気の”和田君はあの甲子園でのホームラン以来ですから、どんな表情なのか、どんなピッチングをするのか。一方の前回ホームランの金本君はどんなバッティングをするのか。城島君は裏をかくのか、裏の裏をかくのか。金本君はそれを読み切るか、タノシミです)


 やっぱり《城島 - 金本》に集約されたシリーズでしたね、今回。


(巨人-阪急の“森捕手 VS 福本”の《足封じ》に集約された1967年のシリーズというのもありました。“野球”は個人戦と団体戦が複合された競技ですが、特に短期決戦というのは象徴する《個人対決》に集約されるというケースが多いですね)


10月27日 18時