祝!イチロー選手・2年連続200本安打 (2002.9.23)


 長いメジャーの歴史でも、一年目・二年目と連続して《200本》ヒットを打ったのは史上“7人目”の快挙で、しかも前の記録は1953・4年に記録されたものだそうです。


 昨年破った「シューレス・ジョー・ジャクソンの記録」は1911年のもの。


 イチロー選手はメジャーへ行っても“記録”を作り続けています。


 残念ながら今シーズンの首位打者は逃しましたが、「200本打っても“不満”」というのはモノスゴイことなんじゃないでしょうか。


 イチロー選手が94年に《210安打》を打って日本球界初の200本打者となったわけですが、その前の最多安打記録保持者はミスター・タイガース藤村冨美男さんで、その記録も1950年のものでした。(この時だって、日本のスポーツ・マスコミはもっと大騒ぎするべきでしたよ。今、毎日「イチロー、イチロロー」と、ラジオなどでは一時間おきぐらいに情報を流している。そんなことよりも、素晴らしい記録が出たら“事実”としてもっと報道すべきです。「新庄選手は今日もでませんでした」って、モー“エエわ!”。何度もいう必要のあることか!(笑)ですよ)


 ですからイチロー選手の記録は“何年以来”とつくんですね。それだけ《歴史的な選手》であるということでもあります。


 さて夢の《200安打》


 日ハムの小笠原選手が昨年「あと5本!」と惜しいところまで行きました。


 そして“我が”ジャイアンツの《清水選手》。今日まで“181本”。200本までには届かないとしてもまずは《191本》。これで“あの”藤村冨美男の記録と並びます。


 もちろん“試合数”等々、いろいろな条件が違いますので単純に“数字”が《選手の力量の比較》とは取れませんが。


 清水選手、ずーーっと出してやっていたら、今ごろどんな記録を作っていたんでしょうか・・・。それを思うと“悔しい”ですね。


 野茂を二軍に落した監督。イチローを二軍に落した監督。ソリアーノを見抜けなかった監督・コーチ。そして清水をレギュラーとして使わなかった“監督”。


 それと“同様”のことが、“今”どこかに起きてはいないのか?“埋もれている”(有能な)選手がいるのではないか?


 上記の“悲劇”は《SUPERを見抜けなかった》「日本“平均”文化」の産物と、ワタシは見ます。