2年連続Bクラスの大島監督退任へ(日本ハム) (2002.9.24)
日本ハムの大島康徳監督(51)が、今季限りで退任することが23日、明らかになった。大島監督は3年契約の3年目で、球団側は来季の契約は結ばない方針だ。今季は開幕から優勝争いに絡めず、2年連続Bクラスが濃厚になっている。04年の札幌移転に向け、球団は首脳陣を一新してチーム強化を図りたい考えだ。すでに次期監督の選考に入っており、球団OBにこだわらず外部招請も視野に入れている。
大島監督が退任することは既に分かっていたことですが、以前に「日ハム、札幌移転」のニュースが流れた時、ワタシの第一感!は、
中畑“ヤッターマン”清
でした。東北・北海道は特別《巨人人気》が高く、8割は巨人ファン。そこで日ハム側は巨人OBを探すのではないか?と感じたのです。
そこへ!あの“食肉騒動”。会長、部長辞任、社長降格で何とか雪印のような最悪の事態は回避となったようですが、ここで何とか“イメージ・アップ”を計らないと《野球》どころでもなくなります。
そこで。ワタシは“きよし”が起用されるのではないか?
なーーんて思ったりもしたのでした。
(最後の「球団OBにこだわらず外部招請も視野に入れている」がクサイ)
P.S.
《監督論》となると長くなるのでここでは短く書きますが、野球は結局プレーをしている“プレーヤー次第”なんですよ。アタリマエですけど。
でも日本のスポーツ・マスコミは、なにかというと“カントク・カントク”といいます。(今までは“カントク”というと《山本晋也》さんでしたが、最近は《井筒》さんに変ったミタイですネ)
じゃ野村・阪神、森・横浜は何で“最下位”なのか?
これは、いくら理論が良くても、プレーヤーが基準に達していないとか、その通りに動かない場合は、やっぱりダメなんですよ。
よく優勝した監督が《理論》を“ぶち上げ”ます。でも結局は「プレーヤーにいいのがいた」ということです。とどのつまりはコレです。確かにその《理論》は“正しい”のですが、その時のそのチームに於いて“のみ”《正しい理論》なんです。
川上監督は他のユニフォームを着ませんでしたから《V9理論》という“講演の材料”には傷がつきませんでした。
野村、森両氏は、バクチ的に飛び込みましたが、残念な結果に終りました。このギャンブルの最高の成功者は“三原脩”です!彼が凄いのは、外部からやってきて、一度も優勝経験がなく常に最下位争いをしていた《大洋ホエールズ》を“一年目”に《日本一》にしたのです!これは彼の“理論”が正しかったからと言えますし、「“監督”が一番凄かった」といえるのはこの一例だけではないでしょうか。(西本近鉄なんかもイイ線行ったんですが“日本一”にはなれませんでしたからね)
では、いいプレーヤーが揃えば必ず勝てるか?というと、これがサニアラズ。勝てない“カントク”なるものも“中には”います。(いました。実際(笑))このお方は《リロン》ではなく“感覚”でサイハイを振るっておられましたから。《芸術家》だったんですよ。「岡本太郎が野球をやったらどうなるか」。そういうものでした。
《ピカソの野球》だったんですな。最初にピカソの絵を見たらまずは笑うか、場合によっては怒る人もいたかもしれない。それと“同質の野球”をしたんですね。
今言われるところの『日本野球』は、なんか印象が“地味”です。まるで水墨画の世界で色が少ないし暗い。
やはり“ひまわり”でしたな。(じゃ“ゴッホ”かいな)
「ピカソは芸術」だ、と同じ意味合いであの方の野球は芸術でした。「当り前の野球は勝つけど、なんかイマイチ面白味に欠けるなぁ」と御不満のお父さん方は“ピカソ”好きなんですヨ(笑)。
“安定”したものを見ると、なぜか“不確定要素”(貴ノ浪のような)を投げ込みたくなる。
「予定調和」がイヤで“ダイナミズム”を求めているんでしょうナ。
さて。
これまでの野村・阪神、森・横浜を参考にすると、現在の日ハムの戦力では(申し訳ないけど)カントクを誰にしても優勝はムズカシイ。
よって。ならば。“イメージ”で行こう!と。
で、中畑さんではないか。と思った次第でありんす。
(ハムを美味しそうに食べる中畑さんの顔が浮かんで来た(笑))
(これは個人的な“妄想”ですからね。あんまりマジで受取らないように。え?誰も本気にしとらん?サヨカ!)