9.右翼・民族派等
・青年思想研究会
【ヘルメット】緑がかった国防色地に黄色で桜の象りの中に「青」。
右翼の大物として知られる児島誉士夫氏の影響下にあった団体。揃いの軍服に鉄帽を被り、盾を持って訓練を行った。児玉誉士夫氏自身も同様に軍服を着ている写真が残っている。カラー写真はアサヒグラフ誌(巻号失念。追記します。)の特集を参照。
1969.10.21 青思会約500名は池上本願寺境内に集結、10.21国際反戦デー斗争に対処する斗争訓練を行なった。
・日本学生同盟
【ヘルメット】緑地に「日学同」。
・全福岡学生自治体連絡協議会
【ヘルメット】黒地に「学協」。
民族派全学連といわれる。全国組織として全国学協を持つ。九大の組織を例にとると、大学単位では九州大学学生協議会、県単位では全福岡県学生協議会を、各地方ブロック単位では九州学生自治体連絡協議会をそれぞれ構成する。
ヘルメットの着用は全福岡学協において確認している。ヘルメットの着用は日常的に行うものではなく、敵対する左翼党派との衝突が予期される場合に限定されているものと思われる。
1971.05.15 九大全共闘の暴力的介入を排除して克ちとられた九大構内総決起集会(「闘う九州学生戦線」1978.03.21付 22頁 三島裁判総決起集会)
1973.11.14 憲法打倒のその日まで、吾等は闘うぞ!!(「闘う九州学生戦線」1978.03.21付 25頁 反憲政治集会)
・防共挺身隊
【ヘルメット】緑無地、または緑地に日章旗など。
1972.07.05 第27回自民党臨時党大会が開催されている日比谷公会堂に接近しようとする防共挺身隊を説得
・一水会
【ヘルメット】緑・水色地に「一水会」。
4分25秒あたり一水会武闘訓練にて、緑地に「一水会」のゲバスタイルが確認できる。