2.共産主義者同盟各派

1.第一次共産主義者同盟諸派

大雑把にいうと一次共産同分裂後の諸派の中で革共同全国委に合流せず、二次共産同にも参加しなかったのは、ML派の一部が結成した日本マルクス・レーニン主義者同盟と、共産主義の旗派だけ。

詳細はこちら⇒(年表)一次共産同分裂から二次共産同結成まで(’60.03~'66.10)

2.第二次共産主義者同盟諸派

・共産主義者同盟[2次ブント]('66.09~'68.03)

第二次共産主義者同盟は1966年9月の再建第6回大会でマル戦派と統一派の合同で成立するも、1968年3月の第7回大会で革命綱領に関する理論的対立の末、旧マル戦派がごく一部の残留派を除いて脱退。ここでは二次共産同成立以前の統一派と区別するために、二次共産同から旧マル戦派系が脱退した'68年3月以降の共産同(統一派と旧マル戦派系の残留派)を特に旧統一派と称する。

詳細はこちら⇒(年表)二次共産同分裂から旧マル戦派系三派成立まで('68.03~'68.12)

共産主義者同盟 旧統一派('68.03~'70.06)

旧統一派からは’69年に赤軍派が分裂、党内の各フラクションの動きも活発化する。

詳細はこちら⇒(年表)旧統一派の分裂と赤軍派の成立('68.12~'69.08)

収録党派:レーニン主義者協議会、前衛派、怒濤派etc…

3.二次ブントの解体

そもそも一般の書籍では旧統一派のことを単に統一派と称したり、戦旗派と併記したりするなどしている。しかしここでは情況派・叛旗派と区別するためにも特に戦旗派と旧統一派とに表記を書き分けた。

これ以降の共産同については資料収集が済んでいない。戦旗派コレクションさんの「戦旗派とは──共産同(戦旗派)および戦旗・共産同について」に詳しいのでそちらを参照されることを推奨する。

共産主義者同盟 赤軍派系諸派

収録党派:赤軍派、赤軍派日本委、赤軍派(プロ革)、赤軍派(プロ通)etc…

共産主義者同盟 旧統一派諸派 離合集散の系譜

・赤軍派除名後初 ー 情況派 ・ 叛旗派の分裂 '70.06

収録党派:情況派、遠方から派、游撃派、叛旗派

・戦旗派内フラクション=12・18ブントの分裂 '70.12

収録党派:蜂起派、蜂起左派、神奈川左派、烽火派、赤報派etc…

・戦旗派から西田戦旗派・本多戦旗派らが分裂 ’73.04

収録党派:国際主義派、西田戦旗派、プロレタリア戦旗派

・旧統一派幹部竹内陽一がプロレタリア派結成 ’74.03

4.三次ブント結成への動き

共産主義者同盟(紅旗)(’76.03~’81.09)

共産主義者同盟(革命の旗)(’79.07~’81.09)

≪統一≫⇒・共産主義者同盟[赫旗派]('81.09~)