3D モデリングソフトウェア

SketchUpの魅力

3D モデリングソフトウェア SketchUpの魅力

Googleが無料で提供しているアプリケーションの中にSketchUpというものがあり,「簡単に使える 3D モデリングソフトウェア」と説明されている.

「立体図が簡単に描ける」ことに半信半疑でさっそく試してみた.結論的にいって家などを描くのには非常に使いやすいフリーソフトである.描いていくうちにGoogle Earthの都市建物の3D描画に実際に使われているものであることに気付いた.2次元の面を描きその面をプッシュ/プルすると3次元の立方体になるので,その基本操作を繰り返すと建物等は簡単に描画できる.奥行きなども自動的に設定されるので考える必要はない.ほとんどの操作はマウスで行うことができる.Mac mini (2009, Core 2 Duo 2GHz) を使用しているが,回転はスムースである.

[ウォーク] ツールを使うとモデル内を歩行 (ツアー) することができる.描画領域内をクリックし,マウス ボタンを押さえたままにすると,その場所に小さなプラス記号 (十字) が現れるので,ポインタを上下左右に移動させながら歩行することができる.今回のモデルの場合,入口から入り,部屋の中から入口を通して外を眺めてみた.部屋に入ったついでに壁を塗り棚を置いてみた(図参照 クリック拡大).

分子構造の立体表示には高価なソフトを使ってきたが,いろいろなモノの三次元画像がフリーソフトを用いて簡単に取り扱えるのはたいへん魅力である.CPUの高性能化のため実現できたのは確実である.

モデルを自分で作成するのも 1 つの方法であるが,世界中の人々が作成したモデルが集められているGoogle 3D ギャラリーから必要なモデルをダウンロードすることもできる. (2012/1/29)


参考資料

1)【レビュー】SketchUpの魅力に迫る - 3Dモデリングにスケッチ工程を ... (リンク切れ)

2)SketchUp 3D - デモ (リンク切れ)