986円カメラで蔵書管理

986円カメラで蔵書管理

ウエブカメラを搭載したMac用の蔵書管理ソフトが公開されている.

Books for Mac OS X(2013年以降アップデードされていない)

本の裏表紙などに付いているISBNコードをカメラで一瞬にして読み取り.書誌情報を作成してくれるという優れものらしい.

手持ちのLogicoolのwebカメラ (USB) を使って,Mac miniで実験したがカメラを認識しない.メーカーサイトを見るとWindowsマシン専用でMacで使用可能とは書いていない.Skype(テレビ電話)やEvoCam(ファイル転送付きWebカメラ)には使えるが,ソフトによっては対応していない例のひとつである.Macの場合,iMacやノート型PCなどは最初からカメラを内蔵(Isight)しているため,Mac用の後付カメラは少ないのが実情である.

ウエブ情報を調べるとWindows用が主流であるが,一昔前と異なりMac用も発売されている.今回は,エレコムのUCAM-DLK130TBKを使用した.130万画素の小さなwebカメラで,ドライバのインストールなしでMacにも使える.Amazonから半値以下の980円で購入した

ELECOM ガラスレンズ搭載Webカメラ ¥ 986 .カメラ部は3.5cm角,4隅にLED照明付き

赤線枠とバーコードが重なると数値を読み取る.

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手順にそってソフトをダウンロード,インストールした後,カメラをUSB(ドライバー無し)に繋いだら「赤い横線のバーコード読み取り部」を中央に配置したウインドウ(画面全体としては普通に部屋の中が写っている)が現れた.本のバーコードを近づけると赤線部と重なった時点で「お知らせ音」がして自動で読み取ってくれた.読み取ったISBNが記録されていることを確認し,クイックフィルボタンを押すとアマゾンの書籍データベースから書誌情報を見つけて表示してくれた.内容が間違っていなかったら保存すれば一丁上がりである.後は同じことを繰り返せばよい.あっというまにパソコン横の棚に置いてある本のミニデータベースができあがった.

ISBNバーコードが印刷されていない書籍の場合は数値を打ち込めばよい.

音楽CDやDVD等も整理できる同様のソフトが存在することがわかった.今後の課題としたい.

プログラムを作成しフリーで公開している作者に感謝する次第である.(2012.3.15)

追記

バーコードリーダーを使えばもっと簡単かもしれない.しかし,高価であり,本をかざすか本にバーコードリーダーを近づけるかの違いしかないようである.